どうも~
つつです。
5月病です。
私は毎年5月になると調子が悪くなります。
なぜでしょうね・・・
人の成長段階
自ら考えて、自ら行動して、自ら結果をだす。
自主性を発揮するには、
「自分にしかできない事をしたい」
「自分らしく生きていきたい」
と、考えていないと自主性なんか出てきません。
「親に言われたから」と言う欲求だけではいつか頓挫します。
人間の欲求には段階があります。
マズローの欲求5段階説と言うモノがあります。
下から
1、生理的欲求
2、安全の欲求
3、社会的欲求
4、承認欲求(低位と高位がある)
5、自己実現の欲求
詳しい説明は他サイトなどを見てもらえば良いですが
自主性がある=自己実現の欲求を持っていること。
です。
下から順番に欲求が満たされていかないと、次の欲求は生まれてきません。
手前の欲求が満たされていないのに、自己実現の欲求は出てこないのです。
中学受験で子供達に求められる成長段階
難関私立中学では、子供達に自己実現の欲求を持っていることを求めてきます。
自主性を重んじる学校は、もう既にそれを持っていることを前提で教育がすすみます。
少なくとも、承認欲求は満たされていなければなりません。
中学受験をする家庭なら
生理的欲求や安全の欲求は、満たされていると思いますが
社会的欲求や承認欲求は満たされていない場合も多いのではないでしょうか。
「こんな事もできないなんて、私が子供の時はできたのに・・・」
「課題が終わるまでは、塾から帰ってくるな!」
とか
言っていませんか?
社会的欲求(家族の一員でいても良いと思う事)
や
低位承認欲求(認められたいと思う事)
や
高位承認欲求(自分に自信を持ちたい)
を、満たさないような行動をしていませんか?
手前の欲求が満たされていないのに、
先の段階である「自己実現の欲求」を子どもに求めても無理というものです。
何もできない子を承認するのは難しい
上に書いたことは理想論です。
親は子供を褒めて、承認していれば
子供の欲求が満たされて、自己実現の欲求を持ってくれる。
そんな素晴らしい事はありません。
万人がこの方法で上手くいくとも思いません。
この理想論は子育てだけではなく、職場の若手を育てるときにも使えると思っています。
私の職場では高卒の子が多く入社してきます。
実際に何もできない子もいます。
承認すると言っても、どこを承認したらいいのか・・・
頭を抱えてしまうこともあります。
そういった子でも、その前の段階「社会的欲求」(会社に所属していても良い)は満たされる様にしてます。
そうすれば、いつかは承認できることも見つかると考えてます。
中学受験はタイムリミットが決められているので、
6年生では「自己実現の欲求」までたどり着けないかもしれません。
それでも、人生はそこで終わりではありません。
ひとつずつ段階を踏んで、上の欲求を目指していくしか無いのだとおもいます。
自己実現の欲求を求めても上手くいかないときは、
一歩前に戻って前の欲求を満たすしかないのだと思います。
効率厨の考えた9割合格の理論
マズローの欲求5段階を登って行くには時間がかかります。
1段階に2年ぐらいかかると思います。
子供が大きくなるほど、次の段階へ進むハードルは高くなります。
6年生で、自己実現の欲求までたどり着こうと思ったら
社会的欲求・・・幼児期まで
低位承認欲求・・・1~2年生
高位承認欲求・・・3~4年生
自己実現の欲求・・5~6年生
このぐらいのイメージが必要です。
承認欲求を満たすために、
なにかしらの得意な事を作っておかなければなりません。
いざ承認しようと思っても、何も見つからなかったら大変です。
誰が見ても「いいね!」と思えるような事をひとつで良いので作りたいです。
それが・・・
①両親の意思を統一する
②4月生まれにする
③幼児期にガッチリ教育する
④小学1~2年生の学校のテストで100点を取れるようにする。
です。
本当は、親が下駄を履かせて取らせた小学校のテスト100点ですが、
それでも充分承認欲求は満たされます。
「ママが教えてくれたから100点取れたんだ、教えてくれなかったらボクには無理だったよ」なんてことを言う子はいません。
「すごいね」と言ってあげれば良いです。
この続きを書くとすれば
⑤2年生までに低位承認欲求を満たす。
⑥4年生までに高位承認欲求を満たす。
⑦6年生までに自己実現の欲求を満たす。
ですかね。
あとは、難関私立中学の自主性に任せておけば良いのだとおもいます。