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カウントダウンタイマー  

 

生徒が不登校になったり辞めたりしていくのは学校の責任か

こんばんは~

つつです。

 

今日は昨日の記事の続きです。

 

 

www.tutukun.com

 

せっかく難関私立中学に合格しても・・・

その後に学校生活が上手くいかずに不登校になってしまったり

辞めてしまったりする子がいます。

 

 

実際に東海中学でもそう言った子がいます。

 

 

今回は、不登校になったり辞めたりしてしまうのは学校の責任なのか?

考えてみたいと思います。

 

もちろん、色々な立場や状況で、そうなってしまい一括りにはできない事は分かっています。

あくまで、私の独り言ってことで。

 

 

色々な理由①【学校が遠い】

公立小学校と違い、志望校が近くにあるとは限りません。

電車通勤であったり、自転車で通う必要があります。

 

新幹線で通う!なんてことをしている子もいます。

 

通学時間が1時間以上かかってしまうこともザラです。

 

 

最初は行ける!と思っていても、いざ通い始めると想像以上に大変です。

 

小学校までは朝7時に起きれば間に合っていたのに、5時に起きなければいけない。

なんて普通のことです。

 

もちろん、帰りも同じだけ時間がかかります。

子供の貴重な時間が、ただの移動時間で終わってしまいます。

これは凄いムダです。

 

実際に我が家でも、通学時間短縮のために引越しました。

私は東海中学に受かったら引越しも考えていたから良いですが・・・

 

想像以上に通学時間が長すぎて、学校を辞めてしまう子はいると思います。

 

本当に行きたい学校じゃなきゃ、普通の子供には耐えられないと思います。

 

 

この通学時間はムダです。

学校の宣伝を見ていると

「遠くからでも通っている子がいるよ!」

 

なんて大々的に宣伝している学校もありますが・・・

 

正直言って、これは無責任ではないかと思います。

通学時間が長くて良いことなんてひとつもありません。

 

電車の中で英単語を覚えてるから、ムダが無いよ!

なんてことを言う人もいますが

電車の中でできる事は家でもできます。

 

 

通学時間が長くても大丈夫!なんて宣伝している学校よりも、

寮をオススメしている学校の方が信頼できるかもしれません。

 

この点においては、学校に責任があると思います。

 

 

 

色々な理由②【楽しい学校生活】

生徒達は楽しい学校生活を夢見て、厳しい中学受験をくぐり抜けてきました。

 

そこには他では体験出来ないような、

素晴らしい何かが待っていて

見違えるような成長ができる。

 

素晴らしいクラスメートと共に切磋琢磨しながら学校に通い

素晴らしい先生達が、難関大学へ合格できる方法を教えてくれる。

 

学力だけではなく人として成長できる。

難関私立中学はそんな理想郷だと信じています。

 

 

でも実際に通い始めると、難関私立中学はそんな理想郷ではない事に気づきます。

 

口を開けて待っているだけで、

学校側から素晴らしい体験を提供してくれるわけではありません。

 

自ら新しい事にチャレンジしたい!

他の子にはできない体験をしたい!

 

自ら調べて行動して決断しないと、素晴らしい体験なんてできません。

 

 

難関私立中学には、なんでもできちゃうスーパーマンがいます。

「素晴らしい体験」はそういった子に全部取られてしまうかもしれません。

 

公立小学校では「学校で一番勉強ができる」として一目置かれていた子が

難関私立中学では「なにもできない子」になってしまいます。

 

 

自己肯定感の低い、親の言いなりになってきた子にとって、私立中学を理想郷にすることはできないでしょう。

 

本来 難関私立中学は、できない子が無理やり下駄を履いて来る場所ではありません。

※つつ理論です。

 

素晴らしい学校生活を送れるかどうかは・・・

学校の責任ではなく、子供自身の責任です。

 

 

いや・・・

小学六年生まで育ててきた親の責任かもしれません。

 

 

 

色々な理由③【いじめ】

私立中学にはいじめは無いのか?

 

何をもって「いじめ」とするのか分かりませんが・・・

 

公立中学校でよくあるような、

集団暴行や恐喝、万引きの強要、根性焼き、たばこ、性犯罪、薬などは無いと言っても良いと思います。

ソリコミが入ってボンタンを着たような子もいません。



その点では、私立中学は十分に役割を果たしていると思います。

 

 

 

それでも

「いじめ」がまったくないわけではありません。

みんな仲良く!

たくさんの気の合う仲間たちに囲まれて!

気の合わない子なんか一人もいない!

 

なんてことはありえません。

 

まったく友達もできずに6年間を終えてしまう子もいると思います。

 

公立小学校でまったく友達ができなかった子が、

難関私立中学に行けばたくさん友達ができる!

なんてことも無いです。

 

 

正直に言って

友達ができない私立中学なんて何の価値もありません。

 

誰とも打ち解けられずに

学校を辞めてしまう子もいると思います。

 

学校の責任か?と言われるとそうではないと思います。

そこまで責任もって面倒を見てくれる学校は流石に無いと思います。

 

 

 

生徒が不登校になったり辞めたりしやすい学校

私が思うに・・・

トップ校よりも、2番手の学校に多いのではないかと思います。

 

仕方のない事ですが、

2番手校にはトップ校を志望していて残念だった子が進学してきます。

学校への思い入れも少ない場合が多いです。

 

また、なんでもできるスーパーマンはトップ校に進学してしまうので

2番手の子・親の言いなりになって下駄を履いてきた子

が集まってしまいます。

結果、素晴らしい学校生活を送れる可能性も下がってしまいます。

 

 

学校自体が悪いわけではなく、

2番手校という立ち位置自体が

不登校や辞めてしまう子が増えてしまう原因ではないかと思います。

 

 

そんな2番手の学校ができる事

それはやはり、1番の学校になることだと思います。

 

少なくとも

その学校を1番に目指して頑張っている子に入学してもらう事だと思います。

 

小学6年生のころのテスト結果なんて、誤差みたいなものです。

中高の6年間で見違えるように成長します。

 

トップ校を落ちてくる子よりも、その学校を第一志望として頑張ってきた子を取った方が最終的には良い結果につながると思います。

 

いつかはその2番手校はトップ校になっていると思います。

 

そしたら

その学校を不登校になる子、辞めていく子も減るんじゃないかな。

 

 

 

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