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カウントダウンタイマー  

 

【公立小学校が学級崩壊している理由 担任と障害者支援】

こんばんは~!!!

つつです。

 

今日は、「公立小学校が学級崩壊している件」について話をしたいと思います。

 

私の知り合いに、元公立中学校の教頭先生をしていた人がいるので少し話を聞きました。

現在は定年退職をして、公立小学校に障害者(識字障害)支援としてアルバイト勤務をしています。

 

 

 

 

 

そのクラスでの現状

ちょうど「ぴーたろう」と同じ3年生を受け持っている。

都会では無く、岐阜県のちょっと田舎の公立小学校だ。

 

 

元教頭先生の現支援員、Mさんが言う事には・・・・・・

 

わたしは識字障害をもつ児童を担当して支援する為だけに通常学級にいるので、

クラスの運営や教科の担当など、支援以外のことには義務・責任は無い。 

責任は無いが、元中学校教頭の知識と経験はあるので色々な事が見える。

 

そのクラスが崩壊している。

 

 ひとクラスに何人も知的障害者(グレーゾーン含む)がいる。

その学級は、普通の小学校の普通学級。

しかし約30人中5人ぐらいの軽度知的障害があるのではないか?と思われる子がいる。

 

正確には診断されていないので確定してはいない。

多動があったり

自閉症であったり

識字障害があったり

他人とのコミュニケーションがとれなかったり

障害者とは言えないまでもボーダーの子もいる。

 

そんな子が普通学級にいっぱいいる。

じっとしていられない。

授業中に暴れる。

急に叫ぶ。

ずっと寝ている。

ADHDASD

 

普通の生徒にも悪い影響が出ている。

担任の先生も一応注意をしてはいるが、正直もう諦めている。

「だって言っても聞かないよ」こんな事を言っている。

 

担任の先生

教科の授業が全く成立していない。

去年まではベテランの先生が担任になっていたので何とかもっていたが、

今年からは、新人の体育教師が担任になったため全く制御ができていない。

 

体育教師のため、算数や国語の質問をしても

「僕は体育専門だから、国語や算数は苦手だからわからない。」

なんて事を普通に子供達にむかって言ってしまう。

 

小学校の国語や算数がわからない人が学校の先生をやっているのだ。

コレでは、子供達からもバカにされて、尊敬されるわけがない。

 

中学入試の問題など、クセがあって専門的なものであればその発言も理解できるが、

そこは普通の公立小学校の3年生の授業内容だ。

単純なかけ算と割り算ぐらいのものがわからない?

半年かけて薄い一冊の教科書を読解していく国語がわからない?

担任の先生が、だぞ?

 

 

 

 

以上、元教頭先生の現支援員、Mさんのお話でした。

信じがたいけど、一次情報だしほぼ事実なのでしょう。

 

実際に私の職場にも

Fランとは言え、一応大学を卒業した30歳ぐらいの子がいる。

自分に自信が全く無く、言われたことしかやらない。

新しい事にチャレンジもしない。

新入社員にバカにされても、「なにクソ!」とはならずにヘラヘラしている。

 

僕なんてどうせこんなものです。期待しないで下さい。

こう言っている様に見える。

見えるというか、実際にその様に口に出して上司である私に言うのだ。

 

仕事に対して不真面目と言う訳では無いが、

仕事の優先順位が低い、それもかなり低い。

熱意をもってやる程の事では無いのだ。

 

こんなタイプの人が、大学を卒業したと言うダケの理由で学校の先生をやっているのかもしれないと考えると・・・・・・。

こんな担任の学級は崩壊しても当然と言える。

 

 

 

 

なぜこのような子が普通学級にいるのか?

この問題は、担任の先生ダケが悪い訳ではない。

本来、特別支援学級に行った方が良いと思われる子が、なぜ普通学級に通っているのか?

 

なぜなぜ解析をして真因を考えてみよう。

1、なぜ要支援者が普通学級にいるのか?

A:要支援認定がされていないから。

 

2、なぜ要支援認定がされていないのか?

A:診断をしていないから。

 

3、なぜ診断をしていないのか?

A:親が診断を受けさせないから。

 

4、なぜ、親が診断を受けさせないのか?

A:親が要支援だと認めたがらないから。

 

5、なぜ親が要支援だと認めたがらないのか?

A:障害者だと決ってしまうのが怖い。不安だから。

 

6、なぜ障害者だと決ってしまうと怖い。不安なのか?

A:障害者支援への理解不足【親と周囲】

 

深掘りした真因

親が障害があると認めたがらないので、診断をしない。

診断をしないので、知的障害者にはならない。

知的障害者にはならないので、特別支援学級へは行けない。

 

我が子が要支援だと認める事は辛い。

いったい、どうなってしまうのか?知りたくも無い気持ちは良くわかる。

 

でも、通常学級にいても幸せにはなれない。

特別学級にいた方が、支援が手厚い分、幸せになれる可能性がある。

 

軽度知的障害者は平成30年の内閣府の障害者白書によりますと、知的障害者は約108万人程度いるとされているが。5年前の平成25年は54.7万人でした。5年間でなんと倍に増えているのです。

通常、知的障害者が急激に増えることはあり得ません。これは何を意味するかというと、知的障害に対する認知度が高まって、療育手帳取得者が増えた結果なのです。逆に言えば、「支援が必要なのに気づかれていない知的障害者がまだかなりの割合でいる」ということなのです。

引用元

「できない子」を見捨ててしまう学校の罪 支援が必要なのに見過ごされている (3/3) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

 

 

調べていないのでわからないダケで、他にもたくさんいるだろう。

 

上で述べたように。

通常学級では、ボーダーの子を「出来ない子」として見捨ててしまう。

 

担任の先生も、救う気は無い。

周りの生徒からも理解を得ることは出来ない。

 

子供の幸せを考える。

子供の幸せを一番に考えるのは親の仕事だ。

 

ただ認めたくないからと言う理由で、特別支援学級へ行くと言う方法を消してはいけない。

良い方向へ、変えることが出来れば自立して生活していくことも可能だ。

 

実際に私の職場でも

私の職場では、定期的に養護学校から職業体験生を受け入れて研修をさせている。

中学3年生を2週間程の受け入れだ。

 

彼らは単純作業であれば問題なくこなしていく。

きちんとあいさつも出来るし、騒ぐことも無い。

 

十分に社会生活を送っていける能力を身につけている子も多い。

 

少しでも早いうちから、彼らに手を差し伸べて行く事。

それが、子供達の幸せにつながるのではないだろうか。

 

学級崩壊させないために

先生の意識改革だけでは、学級崩壊を防ぐ事は出来ない。

 

もちろんそれも重要であるが、

我が子にあった、教育を受けさせる。

それが公立小学校を学級崩壊させない為の方法であると考える。

 

特に学習障害の場合、別のアプローチを試す機会すら与えてもらえないまま

中学、高校へと進学しなければならないのは本人にとって大変な損害だ。

情緒障害についても、適切な療育を受けることで本人と、周りの人の困り感を改善できる。

 

 

また、話を単純化するために、

普通学級と特別支援学級について、まるで二者択一のように言及したが、

その児童一人一人の困り感に合わせて、通級を利用するという方法もある。

 

www.mext.go.jp

 

 通級による指導の現状(見やすい資料)

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/06/1414032_09.pdf

 

小学校にも、担任の先生にも、制度にも、

要望は果てしなくあるけれど、そんな簡単に状況は良くならない。

教育の一次的責任は親にあるのだから、子供の事を最優先に考えた適した方法が選べるように情報を集めたいものだ。

 

 

 

 

 

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