効率厨(オレ)の考えた最強の中学受験ブログ

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カウントダウンタイマー  

 

~合格させるための親のマネージメント~【浜学園スペシャル講演会 浜学園アドバイザー 佐藤亮子様】

おはこんばんちはならー!

あ~るで子だよー。

2日もちゃんと記事を書くと家事がおろそかになるよね!あるある!

なるよね!なるよね?

 

はいすいませーん!

今日は吉野屋の牛丼弁当でーす。

 

 

 

 

さて昨日行ってきた浜学園スペシャル講演会。

1部:村田先生による算数の話

www.tutukun.com

2部:佐藤亮子様によるマネージメントの話

 

記事を書いている今は2019/11/01夕方でございます。

昨日は2部の佐藤亮子様によるマネージメントの話です。

 

いっちょいってみましょー。

相変わらずのマシンガントークで、端的にまとまったパワポ画面メモだけでは伝わらない面白さがあるので、頑張って覚えてるところをできるだけ再現します。

あ~るで子の主観による感想はうっすーい灰色で。

存在感が臼井君方式で書きます。 

興味深いところは赤子供パートが緑ネガティブな印象を持つご意見には青で色分けしました。

特に大好物の亮子様節のところには下線引きました。

 

 

 

 

合格させるための親のマネージメント

 

 亮子様談

もう10月も終わりますね。

子供達4人とも、中学受験4回やって、大学受験も4回やりましたが、

この時期どういう気持ちでいれば良いのか、相当考えました。

 

ま、フツー、ってことですよね。平常通りにやるしかない。

 

1月すぎるとね、やれ正月やなんやかんやと、浮つくんですよね、世間が。

だからね、除夜の鐘が鳴り終わる前に、コレをやっときゃ受かるな、

って事がなんなのか、子供達と考えてください。

プリント何枚、問題集を何問と洗い出す。

でね、それを今から大晦日までの日数で割って、

今日何問すれば良いのか、子供に伝えてください

オタオタしたところで時間は限られてるし、

やらなきゃいけない事も決ってんですから、

具体的に何をすれば良いのかをわかりやすく数字で示してあげるんです

子供はね、具体的に数字で言われたらやりますよ。

 

この時期ね、良い点取りなさいよ、ちゃんとやんなさいよ、

苦手頑張りなさいよなんて言ってもね、

子供は困っちゃいますよ。

子供は頑張り方なんて知らないんですから。

 

 

ちゃんと宿題やってね、って言われた子供がどう考えるのか。

宿題・・・・・・うわぁ・・・宿題かー・・・ってね全部の宿題を思い返して、

やる前からうんざりしてしまってグズグズしてなかなか始めない。

 

そこで、算数3問を30分でやってね。ってゴールを示すんです。

ちゃんとお母さんの口からゴールを示して、

30分ならできるな、って思えば子供はやりますよ。

こういうふうに具体的な数と時間をきちんと伝えてください。

 

 

 

佐藤亮子様が登壇して席に着く前までの

ほんのちょっとした時期のあいさつがびっくりするような早口で、一息でコレ。

情報量が多すぎて、おトクすぎて最高です・・・・・・

ちなみに「佐藤亮子様」呼びは浜学園公式っぽいので(メールとかぜんぶそう書いてあるんだもん)それにのっとってここでも佐藤亮子様表記です。

 

 

1 受験させる親の心構え

子供のために、小学校入学くらいに合わせて勉強部屋を用意し、机を用意し、

万端の準備を整えましたよね?

学校もあるし授業もあるし、先生もいるし、

子供は勉強するもんだ、しなきゃいけない事だし、と思っていませんか?

 

子供は勉強するもんだ、と思っている親が多いんですよね。

前提がコレなんで、勉強しない現実を

「え?なんで勉強しないの?」と思っているんですね。

 

私は子供を4人育てましたが、よそのお子さんを見てもね、

子供は勉強が嫌いです。

長女が大学に行くようになって、子供達が4人揃っているときに聞いてみました。

どう?いままで勉強してきたわけだけど、勉強ってどうだったの?と聞いたら

4人とも口をそろえて

「そりゃあね、勉強は楽しくない。友達と遊びに行った方が楽しいにきまってる」

と。え、そうだったの?と思って。

んじゃ何で勉強してきたの?って聞きました。

「そりゃ学校の授業は分った方が楽しいし、テストもあるし受験もあるから合格したいってのもあるし、でもね、なんと言ってもね、わからないなーっていう問題を、ちょっと勉強すると『あーーーっ!!!』ってわかったときのあのうれしさはね、それは楽しいよね!」

 「でもめんどくさいよな、勉強は嫌いだよなぁ」って。

 

 

 

子供は勉強するもんだって思ってるから腹が立つのであって、

基本的に子供は

・勉強キライ

・怠け者

・ウソをつく

と3拍子揃っている存在ですよ。我々と一緒です。

 

 

前提をね、きちんと踏まえましょう。

勉強キライで怠け者でウソツキの子供

勉強させなきゃいけないって事を理解しましょう。

 

 

 

ママが忙しい中、

こんなに愛情を込めて頑張ってんのに、

こんなにあなたのために時間かけてやってんのに、

何でこんな点数しか取れないの!?とかいうんですけどね、

お母さんがこんなに、愛情かけて手間かけてってのは親として当たり前です。

 

でもね、子供が点数を取れないのは、そのやり方がダメなんです。

 

愛情かければかけるほど点数を取れるわけじゃないです。

ぜんっぜん別物。

点数は具体的に何が分らないかをおさえない限り、

なぜわからないのか、

それをどうしたらわかって、点数まで結びつけられるのか、

それを具体的にかんがえないと。

兄弟でも子供によってその方法はぜんっぜん違いますから、

その子に合わせた方法を考えないと。

 

 

愛情では点数は取れません。

 

 

二本柱として考えなければいけないんです。

愛情と方法論は別です。

 

 

最近アンガーマネジメントなんて聞きますけどね、

6秒我慢しましょうって?

6秒じゃ足りません。18年間我慢するんですよ。

子供にむかって怒っても意味がないので。ここは我慢する覚悟しましょう。

18年、怒りを我慢して、子供にあわせてに工夫して、できないことをできる様にする。

そんなことしてあげられるのは親だけです。

 

 

覚悟完了・・・・・・ッ!?

 

 

  

・受験とは?合格も不合格もあり得ることを、親がしっかり分っていることが必要。

考えたくないけど、「第一志望を落ちた我が子にどんな声をかけてあげられるか」を考えておかなければならない。

 

・小学生は思ったよりちいさい子です。

ホントにちっちゃい子供なので親のサポートが絶対に必要。

 

・12歳まで心身を育てつつ中学校入試で合格をつかませるのは意外に大変

オイオイあの4人の子供を灘洛南から東大に入れた佐藤亮子様が「意外と大変」だぞ?

凡人でフツーの主婦で見通しも甘い私から見たら激烈大変って事だぞ?覚悟のススメ

 

・親と子は別。親の過去の希望、親のリベンジ、親の人生を子供に重ねないこと。

子供は忖度します。落ちたときに「ママごめんね」なんて言う。そういう事をいわせちゃうのは親として未熟

 

12歳で人生を終わらせないで。

受験で不合格でも終わりじゃない。

中学受験のいいところは、公立でも私立でもどこの中学に行っても、中1の勉強をするところです。どこに行っても同じなんですよ。

引きずらないで次の目標であるところの高校大学受験に向かって舵を切り直して出発すべき。

子供は納得して楽しく学校に通っているのに、お母さんが引きずって、夕飯作りながらコッソリ泣いたりするのが、子供の心をものすごく傷つけます。やめてください。

 

・どの子もやり方次第で必ず学力を伸ばす事ができる。

もし伸びないのならば、やり方が悪い。

能力がとか性格がとか、算数が苦手でとか、DNAなんですかねって言いますけどね。

DNAなんて死ぬまで変わらないんでそんなこといったらおしまいです。

覚えるまでに1回で済む子、10回やっても覚えない子はいます。

覚えてるかいないか、って言う勝負なので、何回で覚えるかなんて関係ないので。

我が子が覚えるまで何回かかっても、覚えるまで親が付き添うって言う覚悟は持たないと。

 

・受験をすると決めたら<必勝>を目指す。

 

・周りのことは気にしない。

いままでよく遊んでいた子のお母さんから「一緒に遊べなくてウチの子が寂しがってるんです」とか言われますけどね、そんなんどうでもいいですから。←最の高・・・・・・

受験すると決めたらかわいそうなのは不合格になることです。

周りの目は気にしないことです。

「ウチお母さんがうるさくて塾に行くから放課後は遊べない。学校の中休みに一緒に遊ぼうね」って子供にハッキリ言わせるように決めてました。

ママのせいにすることにしてました。

そもそも、小学校の時の友達とか、卒業したら、会わないですから。←しびれる・・・・・・

 

 

・自分の人生は自分でつくることを子供に教える。

 最終目的ですよね。コレに尽きる。

 

2 塾の活かし方マネージメント

 

まず塾に行き始めると、授業を聞きながらノートを取る。

先生の話を、うんうんて、聞きながらノートを取る。

耳から入ったもので学ぶ訓練をしとかないとダメ。

ぼけーっとしてて聞き逃して、「まあ、あとでいっか」みたいになっちゃうと大学受験でたちうちできません。

最初は、3・4年生のうちは耳でノートを取るのはなかなか難しいです。

 

 

 

 

塾の授業をまず第一に大切にする

・塾から帰ったら、まず授業用ノートをパラパラとめくって、子供と話す。

塾で子供が授業を聞いているかどうか、一応確認しないと。

子供はまだまだ未熟ですから。

ノートを見れば授業の理解度はわかります。

ノートをきちんと取っているかをパラパラとちょっと確認する。

じっっっくりチェックしてダメ出ししたり、

「今日は面白いことはあった?何やったの?ねえねえ!」など、内容を試しに質問したりしては決してならない。

あれ?ここきれいに書けてるね、すごいね。など、ちょっと褒める。

子供から喜んで「今日は塾で〇〇やったよ!」のように報告される関係にならないといけません。

 

帰ったらママがペラペラ見るなー、ってことを子供がわかればサボらずに書くようになります。

 

・家庭で宿題をするときには、常に授業ノートを参考にする習慣をつけさせる。

だから、授業中きちんとノートに板書を書き写しておかないと役に立たない、と認識させる。

あとで参考になるようなノートにしておかないとね、という説明をする。

うちの子供達は、算数の宿題などをやるときにちょっとわからないとすぐ授業ノートをみて「あーーー!これかー」とかいってやってました。

ノートが非常に参考になるように、良い板書をしてくれているんでしょうね。

 

・宿題を一人でできるようにする。

親がびったりそばについてあーだこーだいうのは難しくなるとやれない。

 

 

・宿題をするとき、親がそばにいるのはOK。

なんとなくそばにいるのは安心感と程よい緊張感があって良いです。

一人でやらせるとまーサボりますよね。

 

 

 

基本的には教えない

・初めは教えられても次第に教えられなくなる。

子供は授業を聞かなくても家に帰ったら教えて貰えるというクセが付くので、授業を真面目に聞かなくなる。

 

・授業を良くきく→自分で宿題をやる→採点(親がやるのもあり)→直し

このサイクルを確立させる。

 

・「直し」の時に「解説」をみることで理解するように指導。

 

・一緒に、解説を見て考えるのはOK

 

・家庭教師・個別指導は△

問題の解き方を教えてもらうだけでは、自分で解けるようにはならない。

勉強の仕方、進め方、わからないときのやり方を教えてもらうのならOK。

ハマックスが効率的

 

 

今日はここまで!!

無理だよ・・・・・・。盛りだくさんすぎるよ。

 

この記事にかけたのは

1 受験させる親の心構え

2 塾の活かし方マネージメント

でした。次回に続くのは

3 宿題の進め方マネージメント

4 科目別勉強マネージメント

5 テストの活用マネージメント

6 メンタルマネージメント

まとめ

です。

 

 

 

わたしは佐藤亮子さんの本、4冊読みました。

 

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その内容を惜しみなく話してくださる印象です。

テレビだとなんだか色物的に扱われちゃいがちだし、

東大理三に全員入れたスゴいママとして、ただふんわりと判断しちゃうと

「そんなんムリムリwそういう頭いいご夫婦の間に生まれた頭いい子なんでしょ?」

「別の世界のお話なんでしょw」

とか思っちゃうけど、

言ってることは至極まっとうで、効率的で、切り口も素晴らしく、

有象無象に目もくれない潔さは大好きです。最高。

 

子供を愛してるんだな、ガチだなと。

魚をあげるんじゃなくて、釣り方を教えてあげるヤツです。

講演を聴いていると、親を責める言い方がどうしても多くなっちゃう印象ですが、

子供の立場になればそりゃそうだよな、って事ばかりですし。

 

ひっくり返して言えば、やらなきゃならぬことをやれてない人の多さがあるのだろうなと。

 

とても勉強になるし、そのやり方を余すトコなく伝授してくださるのはありがたいことです。

 

 

 

はー・・・・・・。

凡人の能力では文章を書くにあたって時間かかりすぎで、

さっきまで夕方だったのにあっちゅーまにてっぺん回ったのでお風呂入って寝ます。

 

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またあしたー!バイ

 

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