こんばんは~!
つつです。
今日は理想を語ります。
塾の保護者会で聞いてきた事がメインの記事となります。
難関私立中学の受験を成功に導く為に、保護者はどう考えるべきなのか。
中学受験には「親の考え方」が、合否に大きな影響を与えています。
どうあるべきなのかを考えてみます。
1、子供の学習方法に関する情報源
学習方法は色々あります、闇雲に目の前の問題を解いていくダケでは最難関中学へ合格する事はできません。
当然ですが、
子供に一番あった学習方法を見つけなければなりません。
学習方法には色々あるので、どれが一番その子にあうかはやってみないとわかりません。
なのでそれには試行錯誤がどうしても必要です。
子供の情報源は保護者から与えられる割合が高い事を認識する。
どんな学習方法があるのかは、知っていないと探せません。
・学習のスケジュールはどうしたら良いのか。
・わからない問題に出会ったときにどうしたらいいのか。
・集中力をつけるためには、普段からどんなことに気をつけるべきなのか。
・学習へのモチベーションを維持するためにはどうしたらいいのか。
保護者は子供と一緒になって、一番取組みやすくて効果が高い方法は何か?
それを見つけなければなりません。
保護者は持っている情報の量が多ければ多いほど、子供に与える事ができます。
学習方法によっては、両立しない方法も沢山あります。
「子供を信じて見守ろう!」と言ったり「子供に積極的に関わろう!」と言ったりします。
どれも間違いではありません、我が子に合うかどうかが重要です。
重要なのは、子供と一緒に試行錯誤する事です。
2、どう子供と関わるか
子供へ注意するのではなく、「アドバイスをする意識」で接する。
これも良く言われます。
子供は親が思い通りに動かすのではなく、子供自身が考えて行動する事が大事です。
そりゃぁそうなんですけどね。
理想と現実で一番違うのはココです。
う~ん・・・
正直言うと
アドバイスぐらいで、やってくれれば注意なんてしたくない親ばかりだと思います。
1週間何も言わずに、子供を見守ってみてください。
漫画もゲームも動画も全て解禁してみてください。
勉強しろ!と言わないでみてください。
どうなると思います?
まず間違いなく「勉強なんかしません」
心配いりません。
95%の子はそうなります、あなたの子が特別な訳ではありません。
それが普通の子です。
まぁ、極稀にいる「それでも目的を持って学習する子」だけが難関私立中学へ行くべきなのかもしれませんが・・・
それで納得出来るなら、親は悩んだりしません。
なぜそうなるのか?
子供の目的が難関私立中学合格!では無いからです。
だからアドバイスを受けても、「そうか!頑張ろう!」とはならないのです。
普通の小学生が、数年後の中学受験や、その先の人生のことを考えて努力するなんてどだい無理な話です。
そんな簡単な事は、自分が小学生だった頃を思い出せばわかるハズです。
一挙手一投足の注意は必要ありませんが、週1ぐらいの強制力は必要じゃ無いかなと思います。
これは母親よりも父親の出番だと考えます。
3、どの程度、課題を達成できれば良いのか。
中学受験では、沢山の課題が出ます。
全部やらせようとするとやりきれない時があります。
計画通りに進まない事の方が多いです。
特に苦手な単元だと時間がかかった割には進みません。
そうなると、親は寝る時間を削って課題を終わらせようとします。
これは、意味ない事です。下手をすれば逆効果です。
子供本人がやりたい!と言っていたとしても、アクビの1つも出たら終わりにしてください。
それは、子供の能力が無かったのではなく単純に「課題が多すぎた」と考えてください。
6~7割終わっていれば良しと考える事が大事です。
4、子供の欠点
子供の欠点には、どうしても目が行ってしまいます。
「欠点は治らないものた!」と決めつけてはいけません。
子供は環境や状況の変化、親・先生・友達との関係の変化で大きく成長できます。
欠点は克服する事ができます。
進学塾へ行く理由のひとつに、
「まわりの環境を変える」事があります。
そこでの、同じ目的を持った友達との出合いが子供の成長を促します。
積極的に学習に取組むように変わる時が来ます。
ここまで成長できれば、子供の自主性に任せても良いと思います。
5、絶対に正しい勉強方法
そんなものはありません、人それぞれあうやり方は違います。
兄弟でも違います。
時期によっても違います。
成長度合いによっても違います。
今のベストな勉強方法を探し続けるしかありません。
失敗をしながら見つけて行かなければなりません。
この経験は、中学受験が終わった後も生きてきます。
試行錯誤しながら成長できた体験をする。
子供はもちろんのこと、親も一緒に成長できるのが、「中学受験」なんだと思います。
皆さんの中学受験が良い体験となることを祈っています。
がんばろう!
つつお