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カウントダウンタイマー  

 

【医学部入試の男女差について 私立中学入試の合格基準にも男女差があるよ。】

こんばんは~!

つつです。

 

今日は、去年話題になった、医学部入試に男女差がある!とテレビで話題になった件を取り上げてみたいと思います。

 

 

少し前の記事ですが、その時のニュースはこちら!

www.asahi.com

 

東京医科・昭和・順天堂等の医学部入試で、男女差や年齢を理由に不利に扱われた事が問題になった。

 

女性の合格基準と、男性の合格基準が違って、女子の方が不利であったのだ。

男女平等が叫ばれる中、同じ学校に入るための基準が違うのは許されるのだろうか。

 

こんな内容のニュースだ。

 

医学部合格の男女差は昔からあったのかもしれない。

私の知人に、現在60歳過ぎの名市大卒の女医さんがいる。

f:id:tutukun:20190310235848j:plain知人・・・?


その女医さんが大学入試を受けたときの話。

その女医さんは現在65ぐらいなので、実際に受験をしたのは45年ぐらい前になる。

 

女医さんの話。

「私の友達で、私よりは少し成績が悪い女の人が不合格になっていて、それよりももっと成績の悪かった、男の人が合格になっていた。」

 

「当時は女の人の体調が悪かったのかな?と思ったが、そうではなくて基準に差があったのかもね。」

 

「私は、名大に合格出来る成績があったが、授業料が安いとの理由で名市大を受けた、もしかしたら名大を受けていたら不合格だったのかもしれないね。」

 

もちろん、ひとつの事例なので、たまたま偶然かもしれない。

でも、昔から男女の格差があった可能性も残る。

 

2019年の順天堂(医)学入試結果の男女比

正確な数字はまだ出ていないから分からないが、

この事が問題になる前の合格者の男女比は

男7:女3

程度だった。

 

これが、2019年の合格者の男女比は

140名中女子65人

約半数なので女子の合格数が増えている。

 

たぶん、本当に平等な基準でテストを実施した結果であろう。

女子は東京などの都会から出ない傾向があるので、特に東京にある学校に人気が集まった結果であろう。

 

医学部を男女平等にする必要があるのか?

女医さんは、基本的には重労働になる科には入ろうとしない。

放射線科・皮膚科・眼科・麻酔科に多くの女性が集まる。

また、男性に比べて産休や結婚等で医者の仕事をしていない女性も多い。

 

相対的に男性が少なくなると、重労働になる科の人材が不足してしまう。

救急医療や外科・整形外科・消化器科など・・・

 

 

医学部は、他の学科と違い基本的には医学部=医者の職に就く事になる。

医者はひとつの科だけを勉強するわけでは無く、満遍なく内科も外科等もオールマイティに知識をつける必要がある。 

 

医学部は大学病院なので、病院と大学の経営が一緒になっている。

大学=病院の欲しい人材(重労働をしてくれる男性)の合格者を増やしたいと考えるのは当然のことではないだろうか。

国立医大は授業料だけでは、教育にかかる費用を賄えないので税金を使うことになる。辞めてしまう可能性の高い女性に無駄な費用をかけて教育をする余裕は無いのだ。

 

これは男女差別ではなく適材適所の人員を配置しているだけだ。

 

極稀に、知り合いの女医さんのように、60歳を超えても現役でやっている人もいるので全て無駄だとは言わないが。相対的な確率論の話で

その女医さんをずっと見てきたが、普通の人には真似をする事はできないと思う。

 

私立中学入試の合格基準にも男女差がある。

実は私立中学の共学校にも合格基準に男女差があります。

 

例えば、関西で一番の中高一貫校は男子校です。

灘、東大寺

女子には、それに見合う学校がありません。

 

また寮に入ったり、新幹線を使ってまで遠くの学校に行くのも男子です。

結果、女子は自宅から通える範囲で一番の学校に人気が集まる場合があります。

 

そういった、その学校の思いとは別にして女子から人気が集まってしまう共学の学校があります。

西大和学園などは男子と女子で大分差があります。

 女子の最低合格点は398点、倍率が6.50倍

 男子の最低合格点は342点、倍率が1.83倍

 

これは、男子を何人、女子を何人とると最初から決めて試験を実施しているので男子と女子で最低合格点にかなりの差がついています。

 

同じカリキュラムで

同じ授業を

同じ先生から

同じ金額で受ける事になるのですが、

男女で入学の基準が違うのです。

 

上から生徒を取ったら、ホトンド女子校みたいになるかしれません。

 

西大和学園は私立中学なので、学校側が男子がこれだけ欲しい!と決めても特別問題にはなりません。

(※ならないよね・・・?)

 

西大和学園を受ける女子生徒はこの点を理解しておく必要があります。

 

なぜ大学医学部はダメで私立中学は良いのか?

私個人的には、どちらも男女差があって良いのでは無いかと考えます。

もちろん女子が欲しい学校は、男子からたくさんの応募があったとしても基準を厳しくして、男子の数を調整すれば良いのです。

 

男女で基準を変えるのか、変えないかは外部者がアレコレ言うのでは無く学校側が決める事です。

学校の将来を考えて経営者が決めれば良いのです。

 

ただ学校側にひとつ問題があるとすれば、

事前に男子は何人とる、女子は何人取ると公表しておいた方が良いかと思います。

それを見て受験者は受ける学校を選べば良いのです。

 

そんな当然の事実を情報収集すらせずにいた自分を棚に上げて、後々男女差別だと文句を言う事が無いようにしたいですね。

 

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他のテスト結果もよろしく~!

テスト結果+ちょっとしたお話をかいています。

www.tutukun.com

 

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