こんばんは~
つつです。
今日は4回目の全国最難関校入試問題研究会です。
過去の記事もよろしくお願いします。
開成の国語
試験時間は50分です。
問題文・説明文、詩、図表の読み取りで素材文がどこから出てもおかしくなかった。
詩の内容、データが少ないので、一回ずれるとずれっぱなしになって誤解をしっぱなしになってしまう。
なので詩が読み解けるようになればヒントがたくさんあるので物語文の読解は容易くなる。
開成国語の回答欄に関して
回答欄は1行約30字最大2行文中の言葉を使ってしまうと、
その狭い回答欄には書ききれなくなってしまうので、
自分の言葉で抽象度を上げて少ない文字数で記述が出来ないといけない。
これは文中の言葉を使って記述するよりも、難易度が高い出題のされ方である。
心情表現をどう具体化するのか。
どの感情表現が選択肢に上がるのか。
どの感情表現が何に例えられているのか。
をつかんでその上で、自分の考えた抽象度を上げた回答をする。
灘の算数の作業量がスゴいと言った。
間違い無く算数が一番きついのは灘中です。
しかし、国語が一番きついのは開成だと思う。
漢字の出題形式に関して
今回は文中からの出題だった。
文中からの出題だと前後の文章から意味を類推して漢字を想像できるので難易度は下がるが、問題文に「一画づつ丁寧に書くこと」という注意書きがある。
これはルーズに書いた場合バツになるか減点される可能性があるのでしっかり書くこと。
麻布中の国語
試験時間は60分
物語文のみで60分なので、これはじっくりと時間をかけて読解をしてほしいとのメッセージです。
開成のようにあれやこれやをこなさなければいけないのと対照的である。
一般的に大学入試では評論が多い。
語彙の難しさがそのまま理解を阻むハードルになるのだが、物語文であれば平易名表現なので子供にも読み解ける。
また表論文でなくても、幻想的であったり主人公の行動が突飛であったりすると、読み取りにくい。
今回麻布の問題では算数でも話題になった、誘導問題が出題された。
文中の主人公の行動から,心情を読み取るにあたって問題文で文中の場所指定があって
場面の比較をしてどの様に主人公の心情が変化したのかを記述する事が求められた。
カッコ1で
何行目までの場面と出題場所の傍線部を比較して述べよという誘導
カッコ2で
その変化が起きたのはなぜか?作品中にえがかれている事例に注目して説明せよ。
これは誘導問題で問題文の誘導通りに着目すれば読解が完成するような記述問題が出た。
文字数は約150字程度です。
これも1行が30字程度で字数指定が無く、短めの回答欄なので開成と同じく抽象度に気をつけながら記述しなければいけない。
駒場東邦の国語
2002年から問題文1題のみ
制限時間は60分で120点満点。
素直な文章の読解です。
主なテーマとして主人公の成長と他者理解の2大柱がある。
解答用紙の形式は、マスが有り字数規制が厳しい。
長い記述の下書き用に下書き用紙が配布される。
心情を表す行動から何故そうだったのかを説明させる記述が少ない字数であるので、ズバッと説明できる力が必要。
選択肢問題
例えるならば✖✖〇✖✖のような白黒がハッキリしている問題が全く無い。
〇△〇△◎〇の中から、◎を選ばなければならない。
消去法では選びきれない良く出来た選択問題が出ます。
選択問題が多いから簡単かというとそうでは無く、非常に難しい。
以上でした!
お疲れ様でした~!
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