こんばんは~!
つつです。
今日は、G日特の保護者会へ行ってきたので、内容の覚え書きです。
もちろん行ってきたのはあ~るで子です。
入試まで100日を切りました。
本番まではあと少しです。
保護者会では、
目標である入試までに
身につけておかなければならない重要な事を教えてもらいました。
要するに、
言ってしまえば
「テストの点の取り方」です。
後100日を切った今、重要なのは、
新しい知識を付けるよりも
「身につけた知識を100%以上テストに出力できるようにする事」です。
これが出来るか出来ないかで、偏差値がぜんぜん変わってきます。
出来る子は知識だけではなく、点の取り方が上手です。
重要なのは「けテぶれ」です。
「けテぶれ」知らない人もいると思うので解説。
け・・・計画
テ・・・テスト
ぶ・・・分析
れ・・・練習
製造業で言う所のPDCAですね。
PDCAの考え方を教育に持ち込んだのが「けテぶれ」です。
「け」・・・計画
自分が〇〇ができていないから、〇〇をする。
これを決めるのが「け」です。
今見えている目標に対して具体的な方法を自分で設定することです。
塾にはカリキュラムがあるので、
計画の部分は大まかな部分は塾にお任せです。
細かい部分は自分のちからで計画が出来ると強いですね、
例えば・・・
僕は漢字が苦手なので、皆は3回で良いかもしれないけど。僕は15回やろうかな。
自分の特性に合った計画を立てないと失敗します。
塾ではカリキュラムにそった宿題が出ます。
どうしても、ある程度画一的な課題が出るので、個人個人でベストな計画ではない場合もあります。
全ての宿題は100%やる必要はなく、
得意な部分は80%、不得意な部分は150%ちからを入れる事が大事です。
テ・・・テスト
育成テスト、実践テスト、公開模試、合格判定模試
それぞれに目的は違うけれど、
今やれていないことを洗い出すためにテストを受けています。
成績に一喜一憂するのではなくて、一番の目的は分らないところを発見する事です。
計画通りにいったのか、いかなかったのかを判定します。
子供にありがちなのは
後から言われれば分った問題を、本当は知ってたから実質〇だ!と考えてしまいます。
この後の「分析」で重要になってくるので素直に✖を受け止めましょう。
ぶ・・・分析
「けテぶれ」の中でも一番大事な項目です。
「なぜ間違ったのか」を分析することです。
他人にやれと言われてやっている子は、この「自分で分析」が出来ていません。
子供は自分で分析することが苦手です。
なかなか育たないのが「分析」です。
例えば・・・
分析の内容
①典型題
これは知識です。要求されるレベルは学校によって違います。
G講座においては2回見た問題は出来るようにしよう。
2回同じ方法で解く問題を見たら典型題と分類しましょう。
②方略(テスト戦略)
テストの時間配分50分~70分と色々違います。
問題をどうこなすのかを一番最初に方略を立てましょう。
簡単に見える難問をはじくちからと、取れる問題を確実に取るちからになります。
③正確さ
計算ミス<<<読み間違い
計算ミスよりも読み間違いが圧倒的に多い。
算数においては間違い方には限られたパターンしかない。
読み間違いにもパターンがあります。
・リンゴの数を聞かれているのに、ミカンの数を書いてしまった。
・総数を聞かれているのに個別の数を書いてしまった。
・単位が違っている。
・数字があっているか。
・問題の読み間違い(あてはまらないものをえらべ等)
読み間違えをケアレスミスと捉えてしまうのではなく、同じパターンのミスを繰り返さないようにする事が重要です。
④応用力
今、解いている1問が後に続く問題のヒントになっていると考える。
単純に、誘導問題と言う意味ではなく。
一問学習したときに、ポイント、考え方を覚えることが大事
なぜその解き方をするのか、解き方の理由を考える。
例えば・・・
違いが一定だから線分図で左側を合わせる。
同じ解き方で、後に続くほかの問題にも応用できるのではないか?と考える。
この解き方で、この問題にも使える、あの問題にも使える。
逆に
同じ問題でも、この解き方でも解ける、あの解き方も出来る。
色々な引き出しを持つことが応用力である。
最終的には
自分で分析して課題をこなしていけるようになる事が大事です。
間違えをストックしてパターンをつかむ。
自分でテスト結果を分析すること=主体的に勉強することになるのです。
れ・・・練習
分析して、足りなかった部分を練習する事です。
自分で分析することによって、練習にも身が入ります。
何が足りなかったのか?
なぜ間違えたのか?
理解しているか否かが、練習の効果を大きく左右します。
この「けテぶれ」が出来る子が、
高い偏差値を取る子なのです。
自分で計画し
自分でテストを受けて
自分で分析し
自分で練習する。
逆を言えば、そういった事が出来ない子は難関校には合格できません。
中学受験イメージにある「無理矢理詰め込む」とは全く違った、
本当のちからが中学受験には必要なのです。
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まったね~バイ