こんばんは~!
つつです。
今日は元気に「つつ理論」全開の記事です。
前回の続きので、そちらもよろしく!
前の記事は、ときめ○メモリアルに気を取られて話が脱線してしまいました。
本当に言いたかったことは「ときメモの良さ」ではありません。
おさらい
我家には2人の兄弟がいます。
外見も才能も似たような物です。
しかし2人には差があります。
「親の経験値の差」です。
その結果、環境に違いがあるのです。
その事を説明したいと思います。
あなたは応用問題が苦手?
兄のぴーたろうは、応用問題が苦手でした。
弟のきゅーたろうは応用問題が得意です。
相対的な話なので、一般的に見ればぴーたろうも応用問題は十分出来ます。最難関校レベルの問題の話ね。
どのぐらいの差があるのか・・・
4年生時の2人の成績をグラフにします。
点線がぴーたろうで、実線がきゅーたろうです。
ううむ、あまり差が無くみえる。(笑
1年間の平均
ぴーたろう基礎順位・・・820位
ぴーたろう応用種別・・・868位
きゅーたろう基礎順位・・・844位
きゅーたろう応用種別・・・682位
基礎の順位では、ぴーたろうの方が良いですが、応用種別ではきゅーたろうの方が良いです。
さらに最後の半年で計算すると差は広がります。
半年間の平均(7~1月)
ぴーたろう基礎順位・・・946位
ぴーたろう応用種別・・・1001位
きゅーたろう基礎順位・・・655位
きゅーたろう応用種別・・・581位
後半では2人に結構な差ができつつあります。
順位をシビアに見る必要がある。
きゅーたろうは、応用種別で順位が上がるので、他の子よりも応用問題で点が取れています。
逆にぴーたろうは応用種別で順位が下がるので、他の子よりも取れていない。
と言うことです。
あなたの(子供の)順位も、同じように見る事をお勧めします。
応用問題が得意なのかそうで無いのか、把握しておく事は重要な事です。
なぜ把握しておく事が重要なのか
応用問題が重要かどうかは・・・
どこの学校を志望しているかによります。
こう言ってはなんですが。
日能研偏差値でR=59以下の学校であれば、応用問題よりも基礎問題の方が重要です。
目標が東海中学合格であれば、応用問題よりも基礎問題が大事です。
目標が東海中学に平均以上で合格であれば、応用問題が大事です。
キレイに分かれるわけではありませんが、目安として日能研偏差値59です。※個人的な目安です。
偏差値65以上の学校を目指すのであれば、基礎問題はすっ飛ばしてでも応用力をつけなければなりません。
逆に、偏差値59以下の学校を目指すのであれば、応用に時間を割く暇があったら基礎問題を完璧にしましょう。
それが、合格への近道です。
応用問題で10点取るよりも、基礎問題で20点取る方が断然楽です。
効率的に点数をとる方法も考えなければなりません。
難関校入試では応用問題しか出ない。
ひとつ忘れてはならないことは、
「難関校の入試問題は難問しか出ません」
ここに落とし穴があります。
基礎問題が得意で塾のテストの順位を上げている子が、難関校のテストでは点が取れないのです。
理由は、難関校の入試問題には基礎問題なんか出ないからです。
どれだけ基礎が得意でも意味はありません。
基礎問題が得意な子は積み上げができる真面目な子が多いです。
そんな子が、まさかの難関校不合格になります。
塾のテストでは十分に合格圏内にいるのに不合格です。
不合格になって泣いている子は見たくありません。
でも、残念ながらそんな子がもうすぐ塾にあふれます。
真面目なコツコツタイプが志望校不合格になるカラクリはここにあります。
原因は、運が悪かった訳ではありません。
子供の特性でもありません。
なるべくして、なっているのです。
目をそらしてはなりません。
「親の経験値が足りなかった」から、ベストな環境を子供に与えてあげられなかった結果、不合格になったのです。
次回へつづく!
どうすれば、応用問題が得意になるかを考察するよ!