こんばんは~!
つつです。
昨日の記事で書いた坪井塾の坪井先生から聞いてきた話を紹介します。
公立高校を受験するのであれば、避けて通れない
「内申点」についてです。
内申点は当日のテストと同じく、公立高校受験の合否に大きく関わってきます。
普段の学校生活が、受験でも大事と言うことですね。
公立高校受験の合否判定
当日のテストの点数は満点が110点×5教科です。
内申点は9教科で5段階なので、最大45です。
当日の点数×1.5(最大165点)+内申点×2(最大90点)
合計で255点満点で勝負をして合否が決ります。
※学校によって比率が多少変わります。
難関校の方が当日の点数を重視する傾向にあります。
内申点が、約1/3を占めています。
高校受験の合否を決めるのは、内申点が重要になってきます。
内申点の稼ぎ方
塾ではテストの点を取る方法だけでなくて、内申点をむしり取りに行く方法も指導してくれます。
内申点は細かく基準が決められていて、出来ていれば〇、出来ていなければ✖になります。
例えば、
提出物を出したか?
授業態度が意欲的か?
積極的に発言したか?
そういった簡単な事です。
基本的にはその基準に沿って生徒を評価しています。
評価は絶対では無い。
評価をしてはいますが、やはり先生も人なので主観が入ってきます。
簡単に1段階変わります。
仮に先生の主観で5教科が1段階下がったら、10点変わって来ます。
この10点が合否に大きく関わってきます。
これは仕方がない事です。
先生も人です。
逆に言えば、
先生の主観で5教科が1段階上がることだってあります。
提出物を全部出す。
授業で積極的に発言する。
体育祭などの行事を率先して取組む。
こんな簡単な事で点数が稼げるのか。
と言う事だって出来るのです。
言ってしまえば、
そうやって内申点を取りに来る人が少ない地域に住む人はチャンスです。
内申点はタテマエ上は絶対評価ですが、評価するのは先生という人間なので、
100%公平なんて事はできません。 にんげんだもの つつを
まわりの子がやる気を発揮しそびれているならば、
ほんのちょっとした努力で大きな評価を得る事ができるのです。
コレはもう割り切りましょう。
先生も先生の中にある正義にしたがって判断しています。
他人に取り入るちからを付ける良い機会だと思った方が後々の役に立ちます。
こんな例も・・・
とある塾では、内申点を稼ぐ為にこんな指導をしています。
・先生の誕生日を覚えて置いて、「おめでとう!」と声かけをしましょう。
・先生の顔色が悪そうなら、「無理をしないでね。」と声をかけましょう。
・女子生徒なら、バレンタインのチョコをあげましょう。
嫌味に取られたり、やらされ感を悟られない様にしなければなりません。
先生も人なので、気にかけてもらって悪い気になる人はいません。
大事なのは笑顔です。
・・・
そんなこと必要ある?と思うかもしれませんが、やっている人はやってます。
本来、先生が子供達に対してやらなければいけないコトを逆に子供がやるのです。
中学校の進路指導
基本的には持ち偏差や持ち内申点によって、推薦される学校はある程度決っています。
しかしそこは先生が人間なので、搦め手を使う生徒が背の丈に合っていない推薦をもらったりするのもよく聞くことです。 にんげんだもの つつを
進路指導の先生によって指導の方針は全く違います。
すごく保守的な人もいれば、アグレッシブな人もいます。
去年までは保守的な指導だったけど、担当の先生が変わってアグレッシブな指導になったりします。
ただ、基本的には保守的な指導をされることが多いです。
よし!がんばってみよう!と言われることはホトンドなく、
「無理をするな!確実にいこう」と言われるのが普通です。
どちらが正しいのかはわかりませんが、志望校に合格出来なかった子を見るのは辛いですからね。
それなら、保守的に指導して第二志望に受かってもらう方が先生としては気が楽です。
仮に、教え子が旭丘高校や岡崎高校などの、最難関公立校に合格しても先生としての評価がホトンド上がらない事が問題なのかもしれませんね。
考察
内申点というしくみは色々問題があるのかもしれませんが、
しくみが分かっていて、正しい努力をすれば他の子をだし抜く事は十分に可能です。
一発勝負で全てが決ってしまう、私立中学受験と
普段の努力も考慮してくれる、公立高校受験。
どちらが得意なのかは子供の性格にもよるでしょう。
どうしても、内申点が稼げない子は私立中学受験をするのも良いかもしれませんね。
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