こんばんは~!
つつです。
今日も入試ロードについて考えていきたいと思います。
前記事からの続きです。
きゅーたろうの持ち偏差について
前の記事で書いたように
単純に持ち偏差だけでなく得意科目によっても合格しやすさが変わります。
きゅーたろうは、
国算よりも理社が得意です。
本人としても、社会のこと歴史のことが好きなので自然と苦労なく点を取れます。
国算に配点を高くした学校【国算重点型】よりも
理社も配点が高い学校【バランス型】の方が合格しやすいと言うことになります。
逆に
公開模試よりも国算の配点を重視した学校は合格しにくくなります。
愛知県内(寮)の私立中学の配点
※必ず学校の募集要項を確認してください。間違っているかもしれません。
注意すべきは、国算と理社の割合です。
日能研公開模試は、国算150点満点 理社100点満点です。
国算100点満点、理社50点満点の学校は、公開模試よりも国算に重点が置かれたテスト形式です。
理社が得意な子にとって合格しやすい学校、しにくい学校
きゅーたろうは、国算よりも理社が得意です。
理社が得意な子にとって合格しやすい学校は
1、片山学園
2、東海中学
3、東大寺学園
理社が得意な子にとって合格しにくい学校
1、海陽学園【特費、入試Ⅰ】
2、北嶺
3、名古屋中学
4、滝中学
算数特化型の子は、上記が逆になります。
東海狙うなら理社が大事です。
テスト配点の意味
少し余談になりますが、
学校は
「なんとなくテスト配点を決めている」わけではありません。
たぶん・・・(笑
学校が、どんな子が欲しいと考えているか?がこの入試にあらわれます。
国算に配点を重くした学校は
国算が得意な子が欲しいと考えています。
4科平均配点の学校は
算数だけでなく、理社にもバランス良く能力を持った子が欲しいと考えています。
どちらが良いのかはわかりません。
わかりませんが・・・
個人的には中学入試は国算に特化する必要ないと思います。
灘は社会無いですが
国語(合計200点) 算数(合計200点) 理科100点
開成中学も
国算85点 理社70点なので、割合を調整すると
国算121点 理社100点の配点になり、
日能研公開模試よりも理社に重点が置かれたテストになっています。
武蔵中学は、
国算100点、 理社60点の配点だね。ここは公開模試より国算特化型だね。
進学実績を見ても
バランス型の入試をする学校は算数特化型の入試をする学校に負けているとは思えません。
逆に勝っていると言っても良いかもしれません。
我が子の特性に合った学校を選ぶ
今の中学入試は、塾に通っている時点では「算数が全て」のような事を言われます。
でも、実際の志望校入試配点をみてみるとそうでもありません。
バランス良く力を伸ばしていった方が結果は良くなると思います。
実際にバランス型入試をする学校の方が大学実績も良かったりします。
入試配点をみてみると、どんな学校なのか少しわかります。
少なくとも、どんな子が受かりやすい学校なのかはわかります。
我が子の特性にあった志望校を選ぶと良いと思います。
それも踏まえて、入試ロードを決めたいと思います。
次の記事でね!