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【私立中学入試の問題を見ると、どんな学校かが分る・・・西大和学園の一例】

こんばんは~

つつです。

 

今日は、「入試問題を見る事で、どんな学校かが分る」と言う話をしようと思います。

色々な講演会や説明会で聞いてきた内容になります。

 

 

私立中学の入試問題について

あなたは私立中学入試問題の事をどう考えていますか?

ただ単純に

難しい問題を出して生徒をフルイにかける事を目的にしていると思っていませんか?

 

大人でも解けないトンチのような問題を出している学校もあります。

確かにそれだけを見ると、生徒の選別をしているダケの様に感じてしまいます。

 

もっと子供達の勉強(特に知識)以外の能力を重視すべきだ。

中学入試に向けて勉強ばかりしていると、頭でっかちな子供に育ってしまう。

そんな漠然とした感情を持っている人もいるでしょう。

 

中学入試に抱く嫌悪感はソコから来ているのかもしれません。

 

学校側から見た入学試験

私が知る限り、私立中学校が子供達を

「頭でっかちな子に育てたい」と考えて指導をしている学校はひとつもありません。

 

進学実績を上げることが目的では無く、

子供達を成長させる事が目的で、その結果としての大学進学があります。

 

大学進学結果は、 目的ではありません。

子供が成長した結果を数値で表す場合に、ある程度わかりやすい数値で比較できるタダの結果です。

普通に考えれば当然なのですが、理解されない人も一定数います。

 

学校側が入試を行う目的

学校は「頭でっかちな子」を求めて入試をしている訳ではありません。

 

学校がどんな生徒に来て欲しいか?を考えてテストを作っています。

算数が得意な子が欲しい学校は、算数で点数差がつくようなテストを作ります。

英語が得意な子が欲しい学校は、そういった子が受かりやすいテストを実施します。

 

西大和学園の事例

西大和学園は、奈良県の学校で日能研偏差値は64~68(本校入試)程度です。

もっと出来る子(偏差値74以上)は灘中学に行きます。

伝統校では無いので、新しい事にチャレンジする校風があります。

 

西大和学園の入り口

小学校で、コツコツと積んできた学習の結果を評価してあげたい。

なぜならば今後の中高6年間たゆまない努力をしていける子を取りたいから。

 

突き抜けて出来る子よりも、ずっとずっと積んできた事を評価したい。

 

 

西大和学園に入学するような子は学力が高い子です。

知識もあるの能力もある子達です。プライドも高いです。

 

そんな子達が刺激を受けて成長していく環境を作らなければいけません。

 

ややもすると、

自分一人のチカラでやりきる、やりきってしまえると考えてしまう。

そうなるとそこで成長が止まってしまう。

 

ひとつの評価軸だけで生徒を集めると同じような特性を持った子ばかりが集まってしまう。

 そうならないように、考えて入試を行っている。

 

相互に認め合える様な、違う長所を持った人達を集めたい

 

人と人がちからをあわせて新たな物を作る。

コレが自然と起こらないといけない。

 

入学試験は学校の縮図だ。

そのメッセージが入学試験に込められている。

 

多彩な方法で入試を行う。

入試会場や入試の種類を増やしている。

西大和学園の中には色々な評価軸があるようにする。

 

自分には無い多様な長所がある子を集めることで、刺激の多い環境を作る。

あの子スゴいなと思える様な、尊重し合える様な環境を作る。

 

互いに刺激し合い成長していける環境を当たり前に作る事が目的になっている。

 

西大和学園には寮もある。 

この点も多様性を求めるために、必要な事なのかもしれない。

色々な地域の出身者を集めることで、また違った考えを持った生徒を集める事ができる。

 

間違い無く実家から通うよりも、多くの刺激を受けることになるだろう。

そう考えると寮も悪くない気がしてくる。

 

最後まで諦めずにチャレンジした子を取りたい。

西大和の過去問に取組んで来た子、本気で西大和に合格したいと考えて努力をしてきた子に有利になるようなテストを作りたい。

 

ただの根性論で努力するのではなくて、西大和へ入りたいと考えて最後まで諦めずに努力をしてきた子が欲しい。

 

なので、意図的に過去問対策が有効な問題を出す。

正しい努力をしてきた子を合格にしたい。

才能だけでは合格できない、根性論ではなく意味のある努力をする。

西大和の入学試験で、正しい努力をすれば合格をつかむ事が出来る事を体験する。

 

入学後の6年間も同じく、効果のある努力を続けて行ける子。

そんな子供達に学校に来て欲しいと考えている。

 

生徒達の何を評価するのか。

たった一度のテストで評価できるのか?

発想力やその問題がたまたま出来たかでは無く、

6年間成長を続けるためには、確かな学力に繋がる努力をしてきた子が合格できるようなテストを作っている。

 

 他の私立中学も同じ

他の私立中学も同じように考えて入試を作っていると思います。

 

担当の先生が一人で入試問題を作っている訳では無く、作られた問題を学園長を初め色々な先生がチェックしています。

学校全体で入試問題の作成しているのです。

それだけ学校側から取っても、受験生と同じぐらい重要に考えています。

 

入試に込められたメッセージが受験生に伝わる様に作っているのです。

 

入試説明会について

情報収集のアンテナを張り巡らせていると、学校が主催で入試説明会をする場合があります。

※ちなみに西大和学園の説明会は終わりました。

 

こういった説明会に行くと、色々な情報が手に入ります。

出題範囲のような事も教えてくれる場合があります。

 

「説明会へ行ったお陰で10点取れた」

なんて事も普通にあります。

 

正しい努力を続けて、最後まで諦めずにチャレンジする。

その結果、合格をつかむ。

そんな経験をしたいですね!

 

 

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まったね~バイ

 

 

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