こんばんは~!!!
つつです。
昨日の算数問題の解答です!
昨日の記事を先にお願いします。
問題文
1,2,3,・・・n の数が1つずつ書かれたn枚のカードを時計回りに、数の小さい順に円形に並べてあります。 次の規則に従って、カードを1枚ずつ取り除いていくとき、最後に残るカードがどれであるかを考えます。
・まず1の書かれたカードを取り除く
・あるカードを取り除いたら、次にそのカードから時計回りに数えて2枚目のカードを取り除く。
・これをカードが1枚だけ残りまで繰り返す。
(1)n=8の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
(2)n=16の時、n=32の時、n=64の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
(3)n=35の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
(4)n=100のとき、最後に残るカードに書かれた数を答えなさい。
(5)n=2019のとき、最後に残るカードに書かれた数を答えなさい。
よく分かる?解説!
(1)n=8の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
この問題は昨日の記事に答えを書いてしまったので、そのまま8です。
(2)n=16の時、n=32の時、n=64の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
ヒントの
n=16は1週目を終えたときに残る数字が8なので一番最後の数が答えになります。
同じように、32、64でも一番最後の数が答えになります。
よって、16、32、64ですね。
ここまでは分かるかと思います。
ここで大事なのは、nが8,16、32、64個の時に一番最後の数が答えになります。
64の次は、128,256,512,1024ですね。
(3)n=35の時に残る最後のカードに書かれた数字を答えなさい。
35だとどうなるでしょうか?
(2)がヒントになっていることが予想出来るかと思います。
n=35だと分からないけど、32ならわかります。
35から最初の3つ、1,3,5を取り除くと残るのは32個です。
残った数字はこんな感じで並んでいます。
お・・・・!
3つ減らした所を最初と考えて再スタートしたらどうでしょうか?
7,9,11,13、15,17・・・と進んでいきます。
残ったn=32なので一番最後の数が答えです。
よって答えは6です。
(4)n=100の時、最後に残るカードに書かれた数を答えなさい。
これも(3)がヒントになっています。
100より低い数で一番近い、(2)の数字は64です。
要するに、100から36減らせば良いのです。
36個目に抜く数は・・・
36×2-1=71です。
これで残る数は64個なので、一番最後の数が最後に残るカードです。
73からスタートするので、その1個前の72が答えです。
(5)n=2019の時、最後に残るカードに書かれた数を答えなさい。
これも今までの問題がヒントになっています。
(2)より、2019より小さい(2)の数字は1024です。
2019-1024=995ですね。
995番目に抜く数は、995×2-1です。
1989です。
これで残るカードの数は1024個なので
1991スタートでそのひとつ前が最後に残るカードになるので・・・
答えは1990!
たぶんあってるよね・・・?(笑
どうですか、わかりましたか?
いやぁ、簡単ですねぇ(白目
小学生にも解ける問題ですよ・・・
かけ算と足し算と引き算しか使っていませんね。
ちなみに私は解答を見ても直ぐには飲み込めませんでしたが(笑
このブログを書いてようやく理解出来ました。
他人に説明しようとすると理解出来ます。
それが大切かもしれません。
グーグルの入社問題よりも難しい様に感じるのは私だけでしょうか・・・
誘導問題
最近の入試問題は、このように誘導問題になっていることが多い様です。
(1)を解いたら、(2)が分かる。
(2)を解いたら、(3)が分かる。
(3)を解いたら、(4)が分かる。
(4)を解いたら、(5)が分かる。
いきなり(5)の問題が出たら絶対に解けないですよね(笑
ひとつひとつ、積み重ねてゴールまでたどり着く。
そんな経験を重ねて成長出来る良い問題になっていますね。
難しい算数の問題を通してこども達も成長していくのです。