おはこんばんちはならー!あ~るで子でーす。
風邪をひいて泣きそうです。鼻と喉が痛い。
子供達で培養された風邪の素ってなんか強力になって親を襲う気がするんですけど。
さて、6月6日に志望校選定保護者会がありました。
志望校選定する上で学力的にどうこうっていうより
①試験日程の確認
②合格するための併願の仕方
③優先順位をつけておくために学校をよく知ること
④公開模試は入試の練習試合としてちからを磨くチャンスであること
⑤夏期講習までにどういう学習をすれば良いか、教科ごとのアドバイス
ってことで、毎回毎回言われているようなことを改めて紹介されていました。
さて、この志望校選定保護者会、ゲストとして星城中学校の先生がいらっしゃってました。
保護者会の後、延長戦で星城中学校のよいところ、日能研出身の生徒がどんな暮らしをしているのかについてお話をいただいた中に印象深かった点があったのでご紹介します。
星城中学校の良いところ
場所は愛知県の豊明市です。
日能研偏差値で37ぐらいなので、難易度は高くありません。
ちょっと頑張れば入る事が出来ます。
熱心な先生が多い学校ですよ。
相当前、ぴーたろうがまだ4年生くらいの時に日能研の先生と立ち話していたときに聞いた話から、
・生徒の一人一人にかなり関心を持っていて、先生がどの子についても入学してから最近のエピソードまで細かくお話ししてくださる。
・目が届く人数の編成(1学年30人弱1クラス編成)で、偏差値がどうのこうのよりもきめ細かく指導してくれるのが生徒から聞く話でうかがえる。
・素直な生徒が多い、と星城中学の先生は言うが、我々(日能研の先生)から見ていると先生とお話しするチャンスが多いせいで大人に対する信頼感の醸成が上手くいっている生徒が多いと言えそう。
学校の楽しさや、入学前には予想していなかった取組みの多さなどを喋りたくてくるようだ。
日能研の先生が「次は成績表見せてよ」と言ったので、次に遊びに来るときから成績表をもって遊びに来るようになった。ホントに素直。
・星城を目指して星城に入った子じゃ無くても楽しそうに学校生活を送っている。
・星城中学校の先生はとにかく手厚い。勉強面も生活面も。
・今回先生にお話しいただいた内容
・偏差値に一喜一憂しないで
模試はわかんないところを発見するためのツールで有り、安心するため、合格できますよ、というものさしではありません。
出来ないところを発見し、そこに焦点を当てて学習するという道具として使いこなしてください。
・最後まで志望校を変えないで
途中の成績がどうあれ、志望校を変えないで欲しい。
志望校に照準を合わせてガンガンやってください。
テストで判定が怪しくても、間違えたところができるようになれば受かるよ!ってことです。
あゆみをとめず、しっかり続ける事で第一志望の合格をとってください。
・大学入試改革は今までの勉強の否定じゃないです。
今やっていることは絶対に無駄にはならない。
大学入試、毎年毎年入試問題もしっかり分析していますが、良問ばかりです。
大学入試改革はいままでの大学入試の否定ではなく、新しい価値(考える力、表現力、発信力)を付加した物であると言うことです。
知識が要らないわけじゃないです。
・星城中学の生徒は先生が大好き
子どもに進学する学校の良さを伝えるのってとても大事です。
全員が第一志望に合格するかというとそうでない事もあります。
自分の現状をポジティブに捉えられるかどうかで入学してからの生活が決まります。
いま、中1が終わったところで英検準2級を既に取れている子達はこの日能研刈谷出身なんですが、その子達に共通なのは先生が大好きな子だと言う事です。
先生を信頼している子の吸収力はすごいです。
先生を嫌いな子は先生の言う事に耳を貸してくれませんから。
また生徒と話すとき、できていないところばかり指摘したくなるのですが、
できてないところは生徒も分かっている。
いま、自分がどの位置にあるのか、僕らが言うよりもずっとちゃんとしっかり分かっています。
だとすれば、僕らが言ってあげるべきなのは
「ここをこうしたらもっと良くなるよ」
「ここはできるようになって取れたところだね、がんばってるね」
「あとはここができるようになれば合格できるよ」っていうことです。
生徒の頑張っているところを、ちゃんと見つけて伝えてあげなきゃいけないと痛感しています。
生徒達は僕が面倒を見ると僕好きに、塾に通うと塾好きになりますね。
そういう関わり方ができるように心がけています。
・星城中学校なんかめちゃくちゃ金取られるぞ?の誤解を解きます。
このたび、このような誤解をさせるに至った事情を説明させてください。
2015年にSGH(スーパーグローバルハイスクール)アソシエイトの指定校に選定されました。
グローバルリーダーを育てるための方法を試行錯誤している中に、多少の迷走もありました。
以前は、全生徒オーストラリア語学研修を1ヶ月、丸々と行うなど、それにかかる費用がおよそ80万円かかっていました。
積立式で毎月の学費にのせて集金するわけです。
これ、安くないですよね・・・・・・。
延々と高いお金を払い続けた、と感じても仕方ないです。
いまは研修期間を2週間に設定することで、質を落とさずきちんと効果もあり費用も適正になりました。
40万積み立てていただき、おつりの返金が出るように運営できています。
またICT導入によって、1人1台、6年間使うタブレットについて。
最初のうちはiPadに不安があったのと、よかれと思って国産にこだわって富士通のタブレットを入れました。
これにウインドウズですのでオフィスも入れたりして約15万。高価です。
今は安全性にも問題が無いと分かった上でiPadにしました。5万円。
すっっごくお金取りやがる、というのはこれらのことから発生したご意見だと思います。
今はそんなことないです。
・調子の悪かった進学実績について
3年前から、振るわなかった原因がなんだったのか、見直し、軌道修正をしています。
「始めよう、続けよう。できるまでやろう」
というスローガンを掲げ、具体的には特にICT導入と英語教育、英検取得に力を入れています。
具体的には、
中学3年修了時に英検準2級以上の取得を100%目指します。
なお今年は75%の生徒が達成、達成した子の中には2級を取得した子もいます。
平成30年度中学2年生修了時では準1級1名・2級3名を含む準2級以上取得した子は36%でした。
他教科に関しても、外部講師による対策講座、課題の出し方やこなし方にもテコ入れをしています。
まだ改革の途中ですが、今後数年で必ず成果を上げるべくやっていきます。
・オーケストラ?仰星?奨学生?
石田特別奨学生は毎年出しているんですけど、残念ながらこの学校に来ていただく機会に恵まれませんで・・・・・・。
帰国子女については最近はボチボチ、うちを選んできていただけています。
中学校から上がった生徒は仰星コースの生徒と一緒に高校の過程を学習します。
仰星とは、中学校からの内部進学者と、高校コースで資格を満たした生徒によるクラスです。
高校になると1クラス30人前後の2クラス編成になります。
オーケストラは全ての生徒が参加します。
経験ゼロからの体験なので、音楽的には察してください、温かい目で見守ってやってください、と言うレベルですが。
やったことない事をやってみる、やってみたことで、練習すれば上達する、という体験をしてもらいます。
学年別の編成で、入学式などに腕前を発表する機会をもうけています。合奏を通して、協調性を学びます。
全員必修です。
・1クラス編成で6年間だと困ったことがおきやすくは無いですか?
おっしゃるとおりの心配をされる方が多いです。
中1の、一番はじめに私は毎年こう言っています。
「友達を無理に作ろうとするな」
友人との適正な距離感は時間を積めばちゃんと身につきます。
それを新学期だから、新学年だから、新しい環境に来たから、と無理をすると関係自体に無理があるためゆがみやすい。
少なくとも中学3年間はクラス替えが無いのですから、こじれないような介入はもちろん教師もします。
いじめなど、
深刻な問題になってしまうのは子ども達の性質によるものだとわたしは考えていません。
そういう事をしてしまう理由や原因があって、それを上手くコントロール出来ないために友人や周囲にぶつける。
これがいじめの原因に育っていくと感じます。
とすれば、教師が生徒をじっくり見つめ、適時適切に介入することでいじめは発生する前に潰せると考えます。
いじめなんかよりもっと他にパワーを使って自分を良くしよう、と別の選択肢を提示し続けます。
・ちなみに2019入試では
もっと上を目指して、入試の練習台でOKです。踏み台としてうちの入試を利用して高く飛び上がってください。
うちの学校を知ることで、もし来ていただける、選んでいただける場合は期待に応えられると思います。頑張ってます!
などなど、とても熱心な先生がお話しをしてくださいました。
星城中学校、その特色が我が子にぴったりだな~と思う人にはとても良い学校だと思いました。
とりあえずこの先生は良い人だ!!
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まったね~バイ