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カウントダウンタイマー  

 

大学入学者選抜改革(大学入学共通テスト)にどう対応するか?③

こんばんは~!!

つつです。

今日も昨日の続きですよ。

その①から見てね!

www.tutukun.com

 

過去2回の記事で大学入学者選抜改革の問題点について語って来ました。

 

 

問題点まとめ

①記述試験の問題。 

・何十万人といる、受験者全員の答えを平等に評価することが出来るのか。

・試験の結果をすぐに出す事が出来るのか。

・一企業に採点を任せて大丈夫か?

・大学受験というレベルの問題を出した場合にはほぼ不可能ではないか。

・AIによる判定も実現出来ていない。

 

②民間英語試験の問題点

・何種類もある英語の検定のうち、平等性が保たれるのか?

・試験を受けるときのコストが高い。

・貧富の差、住んでいる地域の差によって有利不利がある。

・教材や講習を売ることによって利益を得ようとしているのではないか。

 

問題が山積みな大学入学者選抜改革ですが、実施される事になりそうです。

 

なんか消費税増税と同じですね。

皆反対しているのに無理矢理おしすすめてしまうところ。

 

それでは、実施されてしまう大学入学者選抜改革にどう対応するか?

1,改革された部分を考慮しない大学もある。

大学によっては、

問題のある改革された部分、記述と英語検定を考慮しない大学があります。

 

あなたが狙っている大学が、考慮しているかしていないかは必ず調べておく必要があります。

 

ちなみに東京大学英語検定の結果考慮しないことを決めたようです。

2020年度(2021年度入学者選抜)以降における入学者選抜方法の検討について | 東京大学

https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400099890.pdf

 

【1】基本方針
2021 年度東京大学一般入試(2020 年度実施)においては、従来の出願要件に加え、次の
(1)~(3)のうちいずれか1つの書類の提出を求めることとします。
(1) 大学入試センターによって「大学入試英語成績提供システム」の参加要件を満たすと確認された民間の英語試験(以下、「認定試験」と言う。)の成績(ただし、CEFRの対照表で A2 レベル1以上に相当するもの)。
(2) CEFR の A2 レベル以上に相当する英語力があると認められることが明記されている調査書等、高等学校2による証明書類。
(3) 何らかの理由で上記(1)(2)のいずれも提出できない者は、その事情を明記した理由書。
*上記(1)~(3)のいずれかの提出がなければ出願は受理できませんが、受理された後は合否判定の資料としては用いません。

 

要するに

(1)(2)CEFR の A2 レベル以上が証明できれば良いよ。

(3)証明できないなら、理由を明記すれば良いよ。

 例えば、お金がなくて試験が受けれないとか、地域が遠いとかでも良いみたい。

※この検定でA2レベルあれば文句はないから、上のレベルを取っても加点にはならないよ。合否判定の資料にはしないよ。

 

ただ、この考慮しないと決めた点は、未来永劫考慮しないと言っている訳ではないので注意が必要です。

あなたが受験するときに、受験する大学がどうなのか?を調べましょう。

 

記述試験においても、同様に考慮しない大学も多数ある様です。

 

中高一貫校がますます有利になる?

灘や開成等の旧帝大合格者を何人も出すような中高一貫学校は、そもそも「主体性・多様性・協働性」や「思考力・判断力・表現力」を育む教育をすることが伝統になっています。

 

ようするに、記述問題に重点が置かれるようになればなるほど、中高一貫校の生徒の方が有利なのです。

 

西大和学園の先生に今回の改革について聞いてみました。

先生が言うには、改革をどんどんやってほしい我々はそれを望んでいる。

 

普段の学生生活を審査して、色々な経験をしている子が重くみられる様にしている。

英語の資格に関しても、色々なものをどんどんやらせているから問題ない。

記述に関しても多くなることは望むところだと。

 

先生方には大学入学者選抜改革にネガティブな事を言う人はいませんでした。

難関私立中高一貫校の先生には全く問題ない様ですね。

 

西大和学園についても調べた記事があるのでみてね!

www.tutukun.com

 

 

そんな変更など問題ないほどのちからを付けよう!

たしかに色々な問題がある、大学入学者選抜改革ですが始まってしまう事はほぼ避けられません。

 

入試改革でやりたいことは間違ってはいないと思います。

今後ずっとないがしろにされるべき物でもないです。

AIが進化してくれば平等で迅速に評価される事が出来るようになってきます。

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AIが人を評価するのもどうかという意見があるとは思いますが

一個人の主婦が評価するよりもAIが評価した方が良いでしょう。

 

最終的にはセンター試験で足きりされなければ良い

特に記述問題においては

今の2次試験では記述問題に重点が置かれるようになっています。

そこで点数を取る必要があります。

センター試験での記述問題も出来ないようであれば、2次試験の記述問題も出来ないでしょう。

 

予想ですがセンターの記述試験はそこまで難しい内容の問題は出ないと思います。

理由は難しい問題は平等に採点出来ないからです。 

 

なので記述の部分においてはあまり気にせずに、実力を伸ばしていくことが重要です。

 

英語検定においては

ただ英語検定においては有利不利はあるかもしれません。

 

東京大学でも

あくまで 2020 年度に大学入学共通テストが実施される予定の 2021 年度東京大学一般入試に関する措置を定めたものであり、その後の方針については、今後文部科学省主導で設置設置されるはずの協議の場での議論を踏まえて、さらに検討を重ねていきたいと思い
ます。

となっています。

 

やはり大学に行きたいのであれば、能動的に色々と調べて英語検定を取っておくべきです。

金持ち有利とか、文科省との癒着だと言われようとも大学の入試です

当然ある程度のコストと手間はかかります。

 

難関中高一貫校の先生方と同じように、改革されてラッキーだと思えるぐらいになる方が建設的です。

 

どうせ全員平等な条件で試験を受けなければいけないので、

自分に有利になるように色々調べしましょう。

試験の前から試験は始まっているのです。

 

あまり振り回されずに入試に望みたいですね。

 

がんばって行きましょう!

 

ブログを読んでくれてありがとうございます。

またね~!

 

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