こんばんは~!
つつです。
今日は、「勘違い」について。です。
先日、東海中学で実施されたサタデープログラム!で聞いた講演の内容を
私なりに(かなり)変換して
私の歪んだフィルターを通して、皆様にお伝えします。
お忙しい中、講演していただきありがとうございました。
質問にも答えていただきありがとうございました。
あなたは「勘違い」についてどう思いますか?
勘違いとは
「間違って思い込む事」
です。
正しく現状を理解できておらず、
間違った認識を正しいと思い込み
その間違った認識にそって、行動を決めてしまう事
です。
「勘違い」はあまり良い事でない様に思うかもしれませんが、
実はその勘違いが重要な「成功の要素」だと思います。
私は、よくこう言われます。
「あなたは思い込みが強く、自分に自信をも
勘違いや間違いを恐れる
今の時代は色々な情報があふれています。
インターネットで調べようと思えばどんなことでも調べられます。
勘違いしないように、失敗しないように、先回りをして調べてしまいます。
灘中学に合格する子はどんな子か・・・
開成中学に合格する子はどんな子か・・・
東海中学に合格する子はどんな子か・・・
こんな事を調べて、
今の自分達と比較して、勘違いしないように細心の注意を払っています。
もちろん理想的な状況を知っておくことは大事だと思います。
それに近づく様に努力する事も間違ってはいません。
でも、その理想的な状況になれないからと言って、
その道を諦めてしまうことは間違いだと思います。
勘違いして、突っ走ることが
自分はできると思い込む
今、成功している人が
若い頃にどんな事を考えていたか聞いたことはありますか?
こんな事を言うことが多いです。
「俺は手が器用だから、レーシングドライバーになって成功できる!」
「俺は米国へ行って勉強をして成功できる!だからマクドナルドの社長に会いに行く!」
成功者の意見なので、結果論でしょ!とも言えるかもしれませんが・・・
この「勘違い」としか思えないような思い込みが原動力となって成功しています。
良い勘違いの芽を摘んではいけない。
勘違いには2つの種類があります。
現状よりも悪く勘違いする場合と
現状よりも良く勘違いする場合です。
悪い勘違い
私は、できないんだ・・・
私は、他の人よりブサイクなんだ・・・
私は、あたまがわるいんだ・・・
私は、コミュ障なんだ・・・
私は、ゴルフが下手なんだ・・・
こんなネガティブな勘違いの芽は今すぐに抜くべきです。
特に、子供にはこの手の悪い勘違いは絶対にさせてはいけません。
勉強ができないと思いこむ事で、本当に勉強ができなくなります。
「バカなヤツだな。そんなことも出来ないのか・・・」
迫真の表情をうかべて
部下に向かって、こんな事を言っていませんか?
子供にむかって、こんな事を言っていませんか?
今すぐにやめてください。
可能性の芽を摘み取る行為です。
良い勘違い
逆に良い勘違いについては、大いに勘違いしてもらう事が大事です。
私は、算数が得意だ!
私は、コミュニケーション力がある!
私は、絶対に○○中学に合格できる!
私は、レーシングドライバーになれる!
私は、なんでもできる!
はたから見ると、何も知らない勘違いヤローのような人でないと
絶対に成功できません。
もちろん、良い勘違いをしていれば100%成功するとは言えませんが、成功している人はそういった部分があります。
今成功している人も、結果があるから自信があるのではなくて、
根拠のない自信から、今の結果がついてきている。
のだと思います。
上司や親の役目
勘違いしている子に向かって、その勘違いを是正することが重要な仕事ではありません。
逆に、自分はできるんだと勘違いさせてあげる事が一番重要な仕事です。
その勘違いが、最初の一歩になります。
最初の一歩さえ踏み出せれば、2歩目、3歩目は簡単です。
気が付いたらあっという間に成長しているかもしれません。
その勘違いさせる場を提供してあげる事が、
親、上司、教師に求められていると思います。
今の社会には・・・
勘違いしないように恐れて小さくなっている子が多いです。
少しでも変わったことを言うと叩かれます。
そんな子たちを見ながら、「あいつはダメだ」なんて笑みを浮かべて言うクソみたいな上司がいっぱいいます。
案外、組織は一人の人間のちからで大きく変わります。
社長の一言で、ガラリと変わってしまいます。
社長じゃなくても、一人のキーマンのちからで組織全体がかわります。
この組織はダメだと諦めるよりも、
自分がそんなキーマンになれば、組織は良くなります。
それも、
自分はできる!
と勘違いすれば、案外簡単にキーマンになれる!
かもね。(笑