こんばんは~!
つつです。
今日はFIREについてです。
私はゲームが大好きだったので、よくファイアは使ってました。
・・・
そんなどうでもいい話はいいか。
FIREとは
最近、よく聞かれるようになってきたフレーズですね。
このブログを欠かさず読んでくれているような、
意識高い系には当然のことかもしれませんが、一応説明します。
FIRE=(Financial Independence, Retire Early)
の略だそうです。
英語を読むのが苦手な人ように、私が読み上げます。
ファイナンシャル、インディペンデンス、リタイアアーリーです。
今までの日本語で言うところの
アーリーリタイアです。
もうちょっと正確に言うと、
株などの金融資産から得られるキャピタルゲインとインカムゲインだけで生活できるようになり
早期に退職して悠々自適に暮らすことです。
最近の若者が目指す理想の姿です。
が・・・
本気で目指すものでしょうか?
ちょっと考えてみたいと思います。
どれぐらいの資産が必要か
1年間の収入で考えたら、年間500万円ほどあればなんとか生活できるでしょうか。
1億円の資産があれば5%運用すれば達成できます。
5%はそれほど難しいハードルではありません。
インフレや税金を見込んでも米株(VTI)に入れておけばFIREは十分に達成可能です。
どうやって資産を貯めるのか
基本的には2つの方法があります。
①、収入を増やす。
②、支出を減らす。
この2つしかありません。
簡単に1億円といいますが、毎年500万円づつ貯めても20年かかります。
①の方法だけで年間500万増やすことは至難の業です。
ちょっとぐらい副業でブログを書いたぐらいでは達成できません(笑
なので、収入を増やすだけではFIREは達成できないので、
②支出を減らす
これも両方必要です。
収入を増やして支出を減らしてFIREを目指すのが普通です。
FIREを目指すには
収入増だけではFIREは達成できません。
なので、支出を減らさなければなりません。
しかし、簡単には支出を減らすことはできません。
独身で子供もおらず、自分ひとりで生きていれば支出を減らすことは簡単です。
流行りの「こどおじ」なら、支出は減らせます。
FIREを目指す、一番の近道は「こどおじ」です。
FIREを目指すなら、「中学受験」なんかやってはいけません。
本気でFIREを目指すなら、支出を下げなければなりません。
子供の教育で大金を使ってしまうのは愚の骨頂です。
ましてや中学受験なんか必要ありません。
どれだけ子供が賢くなってても、FIREは達成できません。
塾や学校に払うお金があれば、VTIを買いましょう。
子供一人当たりの費用
塾へ行って私立中学に通って、大学まで行くと・・・
子供の教育費だけで3000万ぐらい必要です。
子供が2人もいたら、6000万円です。
これだけ払えるなら、20年も運用したら1億ぐらい貯められます。
ようするに・・・
中学受験をするか、FIREを目指すかどちらが良いか?ということです。
FIREを達成してしまえば、子供に遺産を残してあげることができます。
でも
中学受験でお金を使ってしまえば、子供に残せるのは学歴だけです。
本当にどちらが幸せなのか、考えておかなければなりません。
6000万円を複利5%で40年間運用したら・・・
2億4000万になります。
持たざる者のリベンジ
責任がない人ほどFIREを達成しやすいです。
一人であればどれだけでも切り詰められます。
いま、世間でFIREが話題になっているのは、
嫁や子供を持っていない人が、持っている人に対して唯一リベンジできる事です。
持っている人は無理にFIREを目指すものではありません。
若者がFIREを目指して資産を貯める事を 人生の1番の目的にする時代は
やはり、少し、寂しい世界になったな。
と感じますね。
どう生きるか?
効率を突き詰めれば、中学受験をするよりもVTIです。
子供への教育も金融リテラシーだけを教えれば他には何も要りません。
中学受験をする目的が、「お金を稼げるようになる」のであれば、その通りです。
切り詰めて、生活してFIREを達成するころには、もう子供は大人になっています。
そんな生き方を家族は望んでいるのでしょうか。
FIREをめざすのが本当に幸せなのか?
考えてみるのも良いのではないでしょうか。