どうも!
つつです。
この日曜日に、
「未来への学びを考える会」主催の「寮のある私立中学説明会」と「東海三県の私立中学説明会」へ行ってきました。
その内容は・・・
後日です。(笑
今回は、また投資の話です。
投資の話に需要があるのかどうかは知りません。
「書きたい事を書く。」
これがブログを続ける秘訣です。
株価と為替の話
先日の記事で、S&P500を買うのが良いと言いました。
S&P500とは、簡単に言うと米国版の日経平均225みたいなものです。
S&P500(S&P500種指数)は、米国の代表的な株価指数の1つです。S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。(2021年5月末現在)
米国企業を幅広く代表する約500の企業が採用されている株価指数
S&P500とは?NYダウとの違いやチャート比較でわかりやすく解説! | マネックス証券
なぜか日本ではニューヨークダウ指数の方が有名ですが、米国ではS&P500の方が皆が注目している指標です。
株価は何に連動するか?
短期的に株価が上がったり下がったりするのを予想する事は難しいです。
でも
長期的に株価はFF金利によって連動します。
もっと簡単に言うと
米株があがり続ける理由は、
市場に出まわっているお金が増えるから
お金の価値が下がって
相対的に株価が上がります。
出まわっているお金を増やすのが金融緩和で
逆に出まわるお金を減らすのが金融引き締めです。
金融緩和=金利を下げる(利下げ)
金融引き締め=金利を上げる(利上げ)
です。
だから
利下げすると(出まわるお金が増えるので)株価が上がり
利上げすると(出まわるお金が減るので)株価が下がります。
為替は何に連動するか?
為替とは、
日本円とドルの交換レートのことです。
(他の通貨もありますが意味が無いのでこの2つで説明します。)
ドルの価値が上がり、円の価値が下がるのが円安
ドルの価値が下がり、円の価値が上がるのが円高です。
今、なぜ円安が進行しているのかというと、これも金利に連動しています。
理由は
利上げしているドルの価値が上がって、ゼロ金利のままの円の価値が下がっているからです。
ドルは金利が付くのに
円は金利が付かない。
どちらが欲しいですか?と言われれば・・・
当然、ドルが欲しいですよね。
だから
利下げするとドルの価値が下がり
利上げするとドルの価値が上がります。
金利と為替と株価のはなし
為替も株価も金利に連動して変わります。
上の話をまとめると
金利が下がれば 株価が上がってドルの価値が下がります。
金利が上がれば 株価が下がってドルの価値が上がります。
日本円からS&P500を見ると
金利が下がってS&P500が上がるときはドルの価値が下がり(円高)
金利が上がってS&P500が下がるときはドルの価値が上がり(円安)ます。
結果的には、波が穏やかなグラフになります。
ドル建てS&P500ETF
円建てS&P500ETF
だから中長期的に見れば
円の価値が上がって株価が下がる。
と言う事は起こりにくい事象になりますが
円の価値が下がり株価も下がる。
これは大いにあり得ます。
だから円でもっているよりも、S&P500でもっていた方が安全と言えます。
※個人的な意見です。自己判断をお願いします。
分かりにくいかな・・・
一例として
S&P500を100ドル分買ったとして、
1ドル100円だったら
(100ドルかける100円)10,000円かかります。
S&P500を持っているあいだに金利が上がり
S&P500が90ドルに値下がりしたとしても、
1ドルが120円に円安になれば・・・
90ドル×120円=10,800円となります。
結果、S&P500は1割値下がったのに円安のおかげで+800円の利益が出ます。
要するに円で見ると金利の影響を受けにくいから安定しやすい。
って事です。
たまにFXで円高に賭けつつ、株を買いでしか勝負しない人がいますが・・・
ダブルパンチで爆損してしまう可能性があるのでとても危険です。
有事の円買いなんて言われていた時期もありましたが、
日本は米国よりもロシアや中国に地理的に近いので、有事があったら円は売られると思います。
米国に原爆でも落ちない限り、有事はドル買いです。
何を指標に売り買いすれば良いのか?
基本的には資産はS&P500を持っていれば良いと思います。
しかし、実際にS&P500ダケを持っていると、その値動きの大きさにビビります。
簡単に5%ぐらい動きます。
1000万円分持っていたとすると50万円です。
寝て起きたら1ヶ月分の給料が無くなります。
気になって夜も眠れなくなってしまうかと思います。
その場合どうすればいいのか・・・
考えてみました。
次回の記事に続く!