こんばんは~!
つつです。
記事を書いている間に、すごい欲張りなタイトルになってしまいました。
東海浜学園と東海馬渕教室の合格実績が出てきました。
※東海です。
ソイツについて考察しようかと思います。
この記事を書いているのは2021年2月14日です。
東海地方に住む人向けに一応説明!
知っている人が大半だと思いますが、東海地方なので一応説明します。
浜学園と馬渕教室は関西の塾です。
ここ数年で愛知県にも教室数を増やしてきています。
以前は愛知県で中学受験と言えば「名進研」でしたが、
愛知県での中学受験は、基本的にこの4つの塾の中から選べば大丈夫です。
浜学園と馬渕教室は東海中学・南山女子合格をメインに据えていません。
主眼はやはり関西の「灘中学」です。
東海中学と灘中学は難易度が全く違います。
日能研偏差値で59と72ぐらい違います。
なので、合格実績を見る場合は、東海・南女だけでなく、灘の合格実績も見なければなりません。
2021年入試の合格実績
リンクを飛べば、最新情報に更新されていると思います。
下の画像は2月13日21時の情報です。
リンクを飛ぶのがメンドクサイ人向けに画像を貼っています。
元のHPが消えてもこの画像は来年以降も残ります。(笑
浜学園
東海合格 67名です。
南山女子は25名です。
ちなみに2020年と2019年は
2020年
東海中64名
南山女子25名
灘6名
2019年
東海中67名
南山女子24名
灘9名
でした。
東海・南山女子はここ2年間は増えてませんね。
灘中に至っては・・・減ってきています。
2021年は公開されてません。
教室に行けば分かるのかもしれませんが、書かないのは理由があると邪推します。
2021年グラフが去年のデータとの比較になっていないのと同じ理由と考えられます。
ちなみに・・・
灘中に愛知県から合格したのは11名です。
そのうち、7名が日能研Zクラスです。
残りを浜学園+馬渕で4名と予想します。
灘中学校・灘高等学校/灘中学校入試資料(2017〜2021年度)
馬渕教室
東海中合格26名
南山女子合格6名です。
ちなみに2020は
東海中16名
南山女子5名でした。
灘中3名でした。
それ以前はまだ卒業生がいませんでした。
生徒数がどう増えているのか分からないので、単純に比較はできません。
海陽特別給費生4名合格はスゴイですね。
関西の情報が無い
去年は発表してたのにな。
浜も馬渕も関西地方の合格者数をまるごとのせていません。
もう教室へ行って聞いてくるしかないかな!
きゅーたろうが、浜のオープンテストを受ける予定なのでそこで聞いてきますよ!
愛知県でも全国最難関校に合格できるような教育を受けることができる!
と言うのがこの2塾の売りです。
それを発表しないのもどうかと思います。
近いうちにHP上に公開されるかもしれませんが。
浜の関西情報が公開されていました。
教室まで行かないと見れないけどね。
後日紹介します。2/22追記
浜学園と馬渕教室の合格実績を見て
愛知県の人にとって大事なのは、「灘」ではなく東海中学と南山女子です。
灘に何人受かろうがあまり関係はありません。
東海中学と南山女子にどのぐらい生徒を送り込めるかが大事です。
名進研と日能研の合格実績
名進研は
東海中学116名合格、
南山女子42名
合格実績 2021年 | 名古屋 愛知 岐阜 三重の中学受験 | 進学塾・学習塾の名進研
日能研は
東海中学122名です。
南山女子58名です。
東海エリア 合格者数速報 | 合格実績 | 中学受験-小学生のための中学受験塾。日能研
単純に数で比較すれば、日能研が一番多いです。
生徒数が違うので単純に比較はできません。
今年の受験生が何人いたのかは私には分かりません。
4塾の比較
浜学園は愛知県に7校あります。
一宮は最近開校されたので、そこを抜くと6校です。
馬渕教室は4校? 卒業生がいたのは1校だけ?
※HPを私が目視で数えたダケなので多少違うかも知れません。
名進研は校舎の数の割に生徒数は多くありません。
生徒数は日能研の1.5倍程度と思います。
なので下の計算は24校で計算します。
1校あたりの合格者数は、
東海中学
浜学園・・・67人/6校=11.17人/校
馬渕教室・・26人/1~4校=6.5~26人/校
日能研・・・122人/16校=7.63人/校
名進研・・・116人/24校=4.83人/校
南山女子
浜学園・・・25人/6校=4.16人/校
馬渕教室・・6人/1~4校=1.5~6人/校
日能研・・・58人/16校=3.625人/校
名進研・・・42人/24校=1.75人/校
女子は母数が少ないので参考にならないかも
馬渕教室も母数が少ないので参考にならないかも。
考察
単純に比較すれば、浜と馬渕の方が日能研・名進研よりも合格割合が高いです。
いつも言っていますが、忘れてはならない事があります。
それは入塾テストでの足きりです。
浜と馬渕はそれなりのラインまで積み上げてこないと入塾できません。
そんなイメージであっていると思います。
その点を考慮しても、名進研ははやり少し劣ります。
名進研は
サピックスメソッドを取り入れる等の改革を進めている様です。
その効果が現れるにはまだ数年2~3年かかると思います。
私が思うに、サピックスが効果を上げている一番の理由は・・・
入塾テストでの足きりと成績でのクラス分けによる選民意識です。
教材や講師が素晴らしいかどうかよりも大きな影響をあたえていると思います。
名進研はその部分まで再現しないとなりません。
ぜひ頑張って欲しいと思います。
おっと、話が逸れそうなので戻します。
東海浜学園と東海馬渕教室が変わって来ている?
ここからはつつ予想です。
素人の勝手な意見です。
灘中学と東海中学の入試は全く別物です。
灘は算数が特別にできないと合格できません。
逆に
東海は4教科で平均的にとる事が求められます。
入試の点数配分をみるとよく分かります。
東海中合格には、理科や社会に時間を使う必要が出てきます。
なので塾の授業も変えなければなりません。
南山女子でも同様です。
顧客のニーズ
この記事を読みに来る変な人を除いて
一般的な人が愛知県で中学受験をしようと考えたら
目指す場所は「東海中学と南山女子」です。
それが顧客のニーズです。
どれだけ灘に合格させてもあまり反応はありません。
逆に、愛知県民は
「灘中は変人が通う場所」
「新幹線で通うなんて頭がおかしい」
「寮に入れてまで私立中高一貫校には入れない」
「ガチガチギリギリで合格をもぎ取る!なんてやりたくない」
そう考えている人が多いです。
子供の教育にお金は出せるけど、すり減らす神経は持っていないのです。
愛知県から灘中学を本気で狙う人はホトンドいません。
だから灘中に多くの合格者を出しても、生徒は集まらないのです。
東海・南山女子にあわせた教育が必要
顧客のニーズに応えるためには、塾も変わらなければなりません。
関西で大成功した方法が愛知県で成功するとは限りません。
場所が変わればニーズも変わるのです。
両塾は
多分それに気がついてきている様な気がします。
直接何も変えずに、関西の方法を愛知県に持ってくるのではなく、より顧客のニーズにマッチした方法に変えて行く事が大事だと考えていると思います。
たぶんね(笑
ううん知らないけど絶対そう!
両塾の問題点
名進研の母体は愛知です。
日能研東海も母体は愛知です。
日能研関東や関西とは別会社です。
しかし、浜と馬渕の母体は関西です、愛知県にはありません。
講師も関西から愛知県へ来ています。
普通に考えれば・・・
会社が一番力を入れている場所に一番能力がある人を配置します。
関西の会社が愛知県に一番力を入れるとは思いがたいです。
もうコレはどうしようもありません。
講師自身も、名古屋に行けと言われてどう感じるか
「名古屋で成功して関西に戻りたい。」
と考えていると思います。
ずっと名古屋にいて頑張ろう!とは考えていないと思います。
わたしならそう思います。
関西弁の人は愛知県民からみると、
「調子よいことばかり言うから、信用ならん」と考えている人が多いです。
一般的なイメージの話です。
土曜日の昼に吉本新喜劇をみていた影響が悪い方に出ている気がします。
合格実績のグラフを良い所ばかりを強調しようとしている点からもあながち間違いでは無いかもね。
浜学園と馬渕教室が思ったよりも愛知県で成果が出ない理由はそこにある気がします。
もちろん、愛知県で「関西の最難関」を目指すのであれば浜学園か馬渕教室は第一候補にあがると思います。
でもそうじゃないなら・・・
あなたがどこを目指しているのか。
決めてから塾を選んでくださいね。
東海中、南女を目指すなら、社会も必要。
灘を目指すなら、社会は要らない。
灘の算数は東海にはオーバースペックです。
もちろん・・・
東海の上位層を狙うなら、灘並の算数が必要なんですけどね。
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