こんばんは~!
つつです。
今日は、中学受験で本当にあった怖ーい話を聞いてきたので紹介したいと思います。
背筋も凍るような恐ろしい話なので、心を落ち着けて聞いて下さい。
あなたの身にも降りかかる(かもしれない)怖ーい話です。
塾の保護者会で聞いた内容なので、作り話では無いですよ~
お話・・・
小学6年生のA君は中学受験で難関校を目指しています。
日々、夜遅くまで勉強に取組み、精一杯の努力をしていました。
小学4年生から塾に入り、母と一緒に毎日毎日コツコツと積み重ねてきました。
6年生での成績は・・・
A君は難関校を目指していたので、
なかなか目標の偏差値をとる事が出来ませんでした。
それでも諦めずに努力を続ける姿に心を打たれたものです。
志望校の試験当日・・・
A君は精一杯の力を出し切り、全力で1次募集の試験に挑みました。
それでも合格できるかは分らない。
そんな試験でした。
そして、結果発表!
なんと!
A君は志望校である難関校から合格の通知を受け取ることができました。
母はとても喜びました。
よかった・・・
長かった戦いもついに終わりを迎える事ができたのね!
「今日は、お祝いで美味しい物を食べに行きましょう!」
その日は、幸せ一杯な一日を家族みんなで過ごすことができました。
そんな中
恐ろしいことになっているとは、誰一人気がつかずに・・・
翌日・・・
母は、入学の手続きをしようと書類をみて驚愕しました。
なんと・・・・!
その書類には
合格通知が来たその日のうちに、入学の意思を示さないと入学の意思が無いと判断する。
と書いてあったのです。
え!!?その日のうちに!
そうです、合格に浮かれて食事に行っている場合ではありませんでした。
そのことに気がついて直ぐに学校に連絡を入れましたが、その時にはすでに遅く
無情にも、A君の合格は取り消されてしまっていました。
最後の最後で詰めが甘かったのです。
母親を責める訳にはいきませんが、
中学受験のタスク管理を一手に引き受けていたのは、母親一人でした。
最後の最後で一番重要な事が抜けてしまいました。
入学の意思を示す期限を把握していなかったのです。
塾からのアプローチ
A君の通っていた塾は、最大手塾のN能研でした。
N能研は私立中学とも太いパイプがあります。
A君の緊急事態を知った、N能研は学校側へ事情を説明してA君の合格取り消しを撤回してもらえないか頼みにいきました。
その結果は・・・
それでも残念ながら、決定は覆りませんでした。
学校側の解答は
「全員同じルールでやっているので、A君だけ特別に認めるわけには行かない。」
当然と言われれば当然なのですが、現実は厳しい結果になりました。
気を取り直しての2次・3次募集入試
志望校は2次/3次募集入試があったので、A君は気を取り直して試験に挑みました。
その結果は・・・
残念ながら合格する事は出来ませんでした。
A君は元々ギリギリだったのです。
一番合格の可能性が高いテストは1次募集の試験です。
2次、3次になるにしたがって、どんどん難しくなってしまいます。
1次募集で奇跡的に合格しても2次、3次募集では難しかったのです。
A君のその後・・・
志望校に合格出来なかったA君ですが、何とか滑り止めの学校に合格する事ができました。
今では、楽しく新しい学校に通っています。
「お母さん、志望校へ行けなかったのは残念だけど新しい学校でガンバルよ!」
と元気に笑っていました。
子供は案外、折り合いを付けているようです。
お母さんの様子
当然と言えば当然なのですが・・・
やはり、未だに悔やんでいるようです。
子供ほどは吹っ切れてはいません。
でも、今更どうしようもありませんよね。
子供に暗い顔を見せないようにするぐらいしか無いです。
まとめ
あなたの身にも降りかかる(かもしれない)怖ーい話でした。
同じ事にならない様に、合格後にする事も確認しておくと良いでしょう。
入学の意思表示の締め切りは学校によってかなり短い場合があります。
他校の入試結果発表との兼ね合いで、致し方の無い事です。
例えば、
2月1日に合格発表があるB校(偏差値55)と
2月2日に合格発表があるC校(偏差値60)があります。
B校は滑り止め校になっている場合があり
B校としては、2月2日のC校の合格発表を見る前に入学の意思表示(入学金の支払い)
をしてもらいたいのです。
B校はイジワルで当日に意思表示をさせたいわけでは無く、学校側からしたら死活問題になります。
中学入試は入学の意思表示をするまでが中学入試です。
お忘れ無く・・・
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