こんばんは!
つつです。
昨日の続きの、灘中トライアルテスト結果を受けて、
今後の学習アドバイスを聞いてきた
のでご紹介したいと思います。
灘、開成、筑駒などの最上位難関校を受ける事を考えている方、それに準じる私立中学を受けようと考えている方は是非ご参考になさってください。
昨日の記事を見ていない人はそちらも見てくださいね!
https://www.tutukun.com/entry/nadatora
国語
1)語彙力をつける。
最難関校の試験では、幅広い範囲で語句が出題される。
語句では、俳句、品詞の識別、三文字熟語、和語、漢字パズルなど。
自分はどの単元が苦手なのかを意識して学習するようにしてください。
2)文章に書かれた内容を理解する。
最難関校では、随筆的な文章が多く、このような文章をしっかりと読む力をつけることが大切です。
なんとなくでなく、筆者が伝えようとしている事をしっかりおさえましょう。
後日、文章を読み直してみてください。最初読んだときは気付かなかった事実を発見することがあると思います。
3)問われていいることを正しく理解する。
設問の条件によって、答えを「具体的に書く」のか、「抽象的に書く」のかしっかり読み取りましょう。
内容が分かっていても具体的な内容でないとバツになってしまいます。
4)記述問題の精度を上げる。
記述問題で書かれた内容が、ほぼそのまま文章を写したダケだったり設問の問いかけに対応していなかったりしないよう出来るようになる。
記述問題の直しは設問と模範解答を見比べて正解のポイントがどこにあるのかをおさえる。
算数
1)時間配分
最難関校の算数は、時間が不足しやすい。
時間配分や、問題選択が重要になってくる。解ける問題を確実に解く。
全体を軽く読んでどういう問題が出ているかを確認する。
2)丁寧に取り組む
何を問われているのかを丁寧に確認する。
自分の考え方が採点者に伝わるように整理して展開していくことが重要
3)正確に計算を行う
単純な計算ミスをしないように要注意してください。
普段から早く正確な計算の練習に取り組む。
テスト中はテスト用紙に丁寧に書くなどして、絶対に計算間違いのないようにすること。
4)自分の持っている知識、発想を最大限に使う。
算数はひらめきの科学とよく言われますが、問題に関する知識、発想として何か関連するものは無いか?落ち着いて考えましょう。
解答を見るとああそうだと分かることが多いのですが、それをテスト中に自力で思いつくかどうかが、本番での勝負の分かれ目になります。
理科
1)設問の理解と条件の整理
問題文をきちんと読まないといけない。
「〇〇以外で」「誤っているものを」と書かれているのに、「〇〇」を答えたり、正しいものを選んでバツになっている。
また、重要な条件を見落としていたり、問題文中の誘導を生かせていなかったりと、読み込みが足りない。
問題文を読むときは重要な部分に線を引くなどの練習をしておく必要がある。
普段の育成テスト等の問題用紙を確認して、こういった練習が出来ているのかを確認してください。
2)解けそうな問題を選ぶ。
算数の時間配分の所でもふれたが、自分の得意な解けそうな問題から確実に取組み点を取っていく。
一番最初の問題に難しい問題が出ると、そこに時間を使ってしまい後半の取れる問題を落としてしまう事がある。
普段のテストは前から順番に難しくなっていくので、前から順番に解く事が身についている為、問題の取捨選択の重要性がまだ理解できていない。
「捨て問」に時間を取られてしまい、本当に得点しなければならない問題をおろそかにしてしまわないようにする。
この取捨選択は、今後の過去問演習によって感覚が磨かれていきます。
今後の特別授業で、この時間配分、取捨選択を強化していきます。
まとめ
この難易度のテストの場合、平均点+5点ぐらいが合格点になることが多い。
偶然、自分の得意な分野ばかりが出たり、偶然ひらめいて問題が解ける事で高得点を取れることもありますが、それよりも合格点を取ることが重要です。
上であげたような、テストの点数をとるテクニックを地道に磨いていくことが合格への唯一の道になります。
国語の語彙力・読解力・記述力
算数、理科の時間配分(取捨選択)・丁寧に・正確に・ひらめきを使う。
これらの力をつけていかなければいけません。
まだまだこれからの8ヶ月あまりで得点力は劇的に伸びていきます。
今後の子供達のがんばりで全然違った人生が待っているのではないでしょうか。
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