こんばんは~
皆さんが大好きなつつです。
今日は、国語の問題について考えてみました。
設問「信念を持たない事が私の信念だ」
ぴーたろうが受けたテストの問題文の中に
「信念を持たない事が私の信念だ。」
この様な文章があり、理解出来なかった様だ。
「きゅーたろう(弟3年生)、この様な事を言っている筆者は信念を持っている?それとも持っていない?どっちだと思う?」
「うーん。持っていない!」
「ブブー、答えは持っている。だよね」
「なんで?持っていないって言ってるよ。」
大人ならこの「信念を持たない事が私の信念だ」この意味が分かるかと思います。
解釈としてはこんな感じでしょうか。
この筆者は、基本的には信念を持っている人だと考えられる。
ただし、その信念が時には強すぎて新しい事に柔軟に対応出来なくなってしまう恐れがある。
強い信念は何かを成し遂げるには絶対に必要な事であるが、
行き過ぎると「ただの我が強い人」になってしまう。
周りが見えなくなり孤立してしまう。
筆者の今までの人生経験で得た教訓として、
自分の考えダケに固執せずに色々な人の意見や考えを取り入れていく事が、より良い自分になる為の重要な考え(信念)だと考えている。
間違えて読解してしまった場合
子供は理解出来ていないようです。
ただのこの文章をそのまま読んでしまうとこうなります。
「信念なんか持つ必要がない」
だって、本を書くような偉い人がそう言っているんだ!
「信念を持たないほうが良い!」
と言っている様に読めてしまう危険があるのだ。
そうなってくると、筆者の言いたい事がホトンド伝わらない意味不明な文章に成り下がってしまう。
大人でも読解力のない人はそう読んでしまうかもしれない。
あなたなら、子供になんて説明しますか?
この文章の場合だとこんな感じだろうか。
最初に出てきた、
持たなくていい信念は強すぎる思い込みや古い考え、
他人の意見を聞けなくなり、
自分の考えを他人に押し付けたくなってしまう心の動きを比喩として信念と書いている。
後に出てきた、持っている信念は言葉通り、人が何かを成し遂げる為に絶対に必要な信念のことを指している。
よってこの作者は「信念を持っている」と言えるのである。
読解の方法を説明した方が良いのか?
こういった読解の方法を説明した方が良いのかは分からないですね。
たくさん文章を読んで、色々と人生経験をして長い間かけて読解出来る様になってくれればそれでいいのかもしれない。
じゃないと本当の意味での読解力はつかないのかもしれませんね。
中学受験には間に合わない可能性が高いですが(笑
文章の伝える力
文章は、読み手にもある程度の知識と読解力、背景を読み取る力が必要になってくる。
誤解を生まないような文章を書けよ・・・と思うかもしれないがそうではない。
あえてそう書くことで文章に書かれている以上のことを相手に伝えようとしている。
この記事の最初のあいさつで
「皆さんが大好きなつつ」と書きました。
この表現では、
私が皆さんを大好きなのか
それとも、
皆さんが私を大好きなのか
前後の流れも全く無いし、あまり良い文章とは言えませんね。
この場合の筆者の思いは、
「どっちに捉えてもらっても良い。」ですね!
私は、時間を使って記事を読んでくれた人の事が大好きなので(笑
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まったね~バイ