こんばんは~
2児の父、つつです。
今日は算数の問題をどうやって教えたら良いのかを実戦して見たので紹介します。
今回は、3年生のきゅーたろうに教えてみました。
教えてみて結構、手応えを感じたので是非皆さんもチャレンジしてみてください。
単元としては5?6?年生の分野なのかな。
3年生にはまだ早い内容ですが、使う技能はかけ算と足し算、そして割合が分かれば理解できるハズです。
チョット難しいことを先取りする事で子供のやる気はスゴくアップします。
特に母親よりも父親が見る事でその効果はさらにアップします!
毎日、父親が見る事は難しいかもしれませんが、子供にチョットでも父親が勉強に関心があることを見せると良いですよ。
この記事に内容をまとめてあるので良ければこちらも見てください!
内容
内容は、分数+分数の足し算です。
けっこう皆がつまずく分野ですよね。
小学校では分母の最小公倍数(6)を見つけて、係数を分子、分母にかけて足すと教わります。
公式みたいな物です。
しくみを理解せずに丸暗記で覚えると間違って覚えてしまったり計算ミスをしてしまう原因になります。
中学受験では、最終的にスピードが求められるので公式を使いますが、大体このぐらいの数字になるなと予想してから計算をした方がミスが減るので必ずしくみを理解してから取り組むようにしましょう。
公文式等では計算自体はあっているが意味も分からずにやっている子もいるので私としてはどうか?とおもってしまいます。
二人の会話
「ぴーたろう、1/2+1/3は?」
「え~?うーんなんだろうか・・・」
「1/2は50%でしょ、それと1/3は33.3333だから・・・」
「うーん?ぴったり出ないね」
「お~!割合で考えたのは良い発想だね。」
「でもパーセントだと正解にはたどり着けないよ、分数のままで考えてみよう」
「分数?」
「そう、まずはチョット簡単にして1/2+1/4をやってみよう。」
「下の絵をみるんだ」
「これならできるか?」
「50%と25%だから・・・75%だ!」
「うーん、まぁそうなんだけど。パーセントから離れよう!笑」
「1/2は2/4と考える事が出来るよね?」
「うん、そうだね」
「2/4に1/4を足すと3/4になるんだ」
「なるほど!」
「分母をあわせると分数同士の足し算をする事ができるんだね」
「じゃぁ最初の1/2+1/3はどうやってやったらいいかな?」
「また図に書いてみるよ」
「なんか点線がかいてあるね!」
「これはヒントだよ!」
「なるほど、1/2は3/6で1/3は2/6になるんだ」
「だから答えは5/6になるんだね。」
「そうだね、だから分母同士の最小公倍数を求めて分母をそろえる。
その後に、分子にも同じ係数をかけて足し算をするんだね。」
「じゃぁ、次はこの問題をやってみよう!やり方は一緒だよ」
「1/4が増えたね。」
「うーんと、2と3と4の最小公倍数だから・・・」
「また図も書いておくよ」
「分母を最小公倍数である12にあわせれば計算出来るね!」
「わかった!6/12+4/12+3/12=13/12だ!」
「ホボ正解!1と1/12で帯分数にすると完璧」
「これ以上複雑になってくると公式を当てはめて計算した方が良いね」
「でも、この公式の意味が分かってないといけないよ。」
「よーし、ぴーたろう(兄)よりも早く賢くなったぞ!」
終わりに
つまずきそうな部分や、苦手そうな部分はこうやって、出来るだけ先取りさせて教えるようにしています。
普段みている母親よりも父親に教わった事の方が子供達にとって定着します。
勉強へのモチベーションをアップさせる事が出来ます。。
また、ひとつひとつ時間を取ってしくみを教える事と、公式や丸暗記を使ってスピード良く解いていく事の2つを両立させる事も出来ます。
この2つを達成するために、たまには父親の出番が必要なのではないでしょうか。
オススメ!