こんばんは~
つつです。
このサイトは東海と関西の私立中学校を紹介することが多いですが、
今回は珍しく関東の学校の情報を仕入れたので公開したいと思います。
開成中学の算数
今までは、B4縦の2枚だったが
2019年からB5の冊子見開き8Pになった。
特に変わったところは字が多い
問題文のリード文が多くなった。
これがあらわすことは
2020年の大学入試改革を視野に入れている。
例えば2019年度の大問⬜4では、ゲームの問題が出ている。
ルールの説明からで見開きB4横がびっしりと字で埋っている。
(1)に関してはリード文にあるルールの説明を把握しているかどうかなので絶対に落とせない一問になっている。
記述されているルールの確認なので難易度が低い。
(2)に進んで誘導通りに解いていけば、答えを導き出せるような最近関東関西で見られるような2020年問題を視野に入れた出題になっている。
また、文章を補う問題でカッコにあてはまる空欄を補う問題で今までは選択肢だった物が、自分の表現で記述をさせる
見たことの無いタイプの初見の問題を、問題文中の指示通りに誘導されながらしくみを理解して説明をアウトプットできる表現力が問われています。
開成の傾向としては、
2016年より前がずっと平均的なレベルだったのに、最近は軟化したり難化したりバラツキがあった。
作業量自体はだんだん増える傾向にある。
速さ、立体切断の問題が良く出る。
投影図、場合の数も出る。
合格ラインは85点満点中64.6点と70%以上取らないとボーダーに乗ってこない。
計算問題に関しても、分数で3桁文の2桁などで、瞬間的には4桁文の3桁のような力尽くで解かないと解けない計算問題が出る。
麻布中学校の算数
こちらも誘導に乗って答えが導き出せるかどうかが問われるようになってきた。
問題用紙と解答用紙が一体型です。
余白を自由に使って良い。
ただ、計算内容が答えを求めるために必要な図、式、計算、考えなどは枠内に書くこと。
部分点が狙える形の出題方法です。
また、枠の大小が最適な記述量と合致しているので
回答欄が小さい場合、複雑な場合で答えが出たとしてもそれがもっと良い答えを探せというメッセージになっている。
麻布も開成と同様に戦術の誘導問題が目立った。
カッコ1で使った答えをカッコ2で、さらにカッコ3でつかって答えを導き出すような完成された問題です。
駒場東邦の算数
医学部がある大学を持つ附属中学校で、人気が上がっています
全部の中学校について言えることですが、特に駒場東邦は過去問の傾向がそのままその年の出題傾向になっています。
日能研関東の難関担当者は、
難関中学校全部最低10年分をやることを勧めています。
どこから解くのか何分かかったのか。
あと駒場東邦の場合は、最初が簡単で後が難しい傾向がわかりやすくある。
傾向がそのままブレていないので、過去問をやっていれば読める傾向がある。
カンをつかむのは自分(生徒)なのでそれをつかむために最低10年をやってほしい根拠はそこにあります。
傾向が読めるようになっていれば、飛ばす問題の判断が付く。
年によって
難化したのであれば、取れる問題を選択して取っていく。
軟化したのであれば、全てに手を着けるつもりで間違いが即命取りであることを理解しておく。
過去問をこなすことでそのセンスを磨いて欲しい。
まとめ
学校によって、出題の傾向が変わってきます。
何度も繰り返しになってしまいますが、
やはり過去問を数多くこなす事が合格への近道のようです。
自分の行きたい学校に合わせた学習をするように心がけてください。
明日は関東の国語編ですよ!
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