どうも～
つつです。
続けて良いのかよくわかりませんが、
続けちゃいます。
おおたとしまささん著
「勇者たちの中学受験」
を読んで
勇者たちの中学受験
題名は、作者が読者に伝えたいことが凝縮されています。
「読者が好きなように受けとってね！」
と言う本もありますが、
この本は
「私が伝えたい事を正しく受け取ってね」
そう言っているように思います。
そこまで捻った内容でもないと思います。
私にだって書けそうです（笑
そこで・・・
私が 「勇者たちの中学受験」エピソードⅣを書いてみたいと思います。
勇者とはなにか
勇気ある者のこと
困難にも果敢に挑戦し、くじけそうになっても心を奮い立たせてチャレンジし
いつしか勇者は成長し大きな目標を達成します。
正義のヒーローであり皆のあこがれです。
勇者とは誰の事か？
この題名の勇者とは誰の事をさしているのでしょうか。
子供？
親？
中学受験に携わる家族全員？
普通に考えれば、「勇者＝子供」の事を指しているのだと思います。
この本では、
ほとんどの描写が親目線で書かれています。
親が感じた事や苦労話がメインです。
その苦難を乗り越え、なんとか着地点をさがして足掻いています。
親も勇者として扱っている。
様に感じます。
「わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき」
なんて書いてあります。
この本を子供が読む事なんてあるのかな。
・・・
実際の中学受験において、
親は勇者じゃないですよね。
親は・・・
ゲームの勇者を操るプレイヤーみたいなものです。
勇者たちの物語エピソードⅣ
私は、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのRPGゲームが大好きでした。
私は画面の中にいる、
「勇者つつつつ」を操り幾多の世界を旅してきました。
「勇者つつつつ」は
立ちはだかる困難を乗り越え
邪悪な魔王と戦い、
世界中の人々を救いました。
「勇者つつつつ」はとても優秀でした。
神をチェーンソーで一刀両断し
ゾーマに光のたまを使う事を知らず
七英雄に挑む直前にセーブをしてしまい
セフィロスは１ターンで倒し
オメガには魔法剣サンダガで
闇王はオートリーダーを発動して
有名どころはほぼ全て倒しました。
他の誰よりも早く、多くの世界を救ってきました。
いかに効率よく世界を救うかダケを考えて生きてきました。
「勇者つつつつ」は、私に多くの物を与えてくれました。
「勇者つつつつ」のおかげで、私は多くの物を手に入れました。
それは友人であったりもしました。
本当にかけがえのないものまで、私は「勇者つつつつ」から与えられました。
そしていつしか私は・・・
「勇者つつつつ」を操って、世界を救う事に飽きてしまいました。
なぜ飽きてしまったかって？
それは
もっと面白そうなゲームを見つけたから。
です。
その面白そうなものが・・・
そう。
「勇者ぴーたろうと勇者ぴーたろうの中学受験」
です。
勇者ぴーたろうと、勇者きゅーたろう
2人の勇者は、「勇者つつつつ」よりも、もっともっと優秀でした。
本やネットで調べれば簡単に攻略法が見つかりました。
2人の勇者はどんどんレベルアップして
あっという間にクリアレベルに達し
楽勝でラスボスを撃破してしまいました。
最初の条件設定さえしてしまえば、あとはほとんどオートバトルでした。
完！
・・・
詳しいストーリーを知りたい人は過去記事を読んでね（笑
誤解を恐れずに言えば
小学生の私には、本当に難しいゲームでした。
最後のカギのありかが分からずに、アバカム覚えるまでレベル上げたし。
今と違って、情報も仕入れられないし。
でも友達と一緒にやったドラクエは本当に楽しかったな。
セーブ消されたけど（笑
中学受験なんてゲームみたいなもの
おおたとしまささんの書いた、「勇者たちの中学受験」
と
私の書いた、効率厨の考えた最強の「勇者たちの中学受験」
は、全く相いれないものでは無く。
昨日は相いれない感じで記事をかいてしまいましたが（笑
根本的には同じです。
中学受験なんて大したものではありません。
中学受験なんてゲームみたいなものです。
ゲームなので、成功・失敗はありますが、その場で一喜一憂して終わりです。
ただのゲームに子供の人生はかかっていません。
もちろん、
せっかくゲームをやるんだから全力でチャレンジしなければなりません。
どうすれば目標達成できるか考えて、あの手、この手を考える事が楽しいのです。
達成すれば嬉しいし
達成できなければ悲しい。
それだけの事
です。
中学受験に成功？したからと言って
中学受験に失敗？したからと言って
ゲームの結果にすぎません。
ゲームは中学受験以外にも他にも一杯あります。
中学受験で志望校に合格できなかったとしても、また次のゲームを見つけて始めるダケの事です。
渦中にいると、そんな当たり前のことさえ分からなくなってしまいます。
案外、
子供達の方がその事に気がついているのかもしれません。
だから、
クリア出来ないゲームは、クリア出来なくてもすんなりと受け入れる事ができるのだと思います。
つつさんは子供が合格したから、そんなこと言えるんでしょ？
そう思うかもしれません。
一応、2年半前の記事には同じような事を書いています。
これ以上この話を掘り下げると、
「勇者たちの中学受験」から離れすぎてしまうので戻します。
3人の勇者+1
「勇者つつつつ」と「勇者ぴーたろう」と「勇者きゅーたろう」は、私に色々なものを与えてくれました。
とりあえず、
【ゲーム：中学受験】
は終わりました。
このゲームで「勇者つつつつ」と「勇者ぴーたろう」と「勇者きゅーたろう」と「黒魔道士あ～るで子」は多くの経験値とアイテムを手に入れました。
でも、ここで3人の勇者+1の冒険は終わりではありません。
まだまだ未知の冒険はたくさん残っています。
同じパーティーで次の冒険に出かけるのか。
それとも
別々に他の仲間を見つけて冒険に出かけるのか。
それは、まだ分かりません。
分かりませんが、
家族が同じ方向を向いて
互いに協力して
進んでいけば
たぶん幸せな未来が待っているんじゃ無かろうか。
そう思います。
おおたとしまささん著 「勇者達の中学受験」
著者の言いたい事は、最後の20ページに書かれています。
根本的ことは、私とあまり変わらないと思います。
私よりももっと多くの事例を見てきているので、
中学受験で失敗して壊れてしまわないか心配をされて、このような本を出されたのだと思います。
私とおおたとしまささんの違い
中学受験なんか大したこと無い、ゲームと変わらない。
そんなことは当然の前提の上で、
私は、
そのゲームを如何に効率よくクリアするか。
効率よくクリアを目指さないゲームなんて、やる価値あるの？
と言っている。
おおたとしまささんは、
そのゲームはいろいろな楽しみ方があるよ。
効率だけが全てじゃ無いよ！
と言っている。
その違いダケだとおもいますね。
まぁ・・・
根本は一緒でも、スタンスが違うからやっぱり相容れないかな（笑
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