どうも~
つつです。
先日、片山学園の見学へ行ってきました。
長辺の記事を書いたので、まだ見ていない人はぜひ見てくださいね。
よろしくお願いします。
学校見学や先生の話を聞く限りでは、なかなか良さそうな学校だと思います。
どの学校でもそうですが、
外から見る印象と、実際に通ってみる現実と差があります。
当然ですが、学校紹介では良い事を言うに決まっています。
ダメなところをアピールする私立中学なんてありません。
実際に学校へ通った人に聞くのが一番です。
このブログでも
卒業生の方から「母校はオススメ!」とコメントをもらえました。
この方は、寮生で富山大医学部へ進学されたとのこと。
他にも、Twitterのメッセージで色々教えてくれた人もいました。
こちらも寮生。
わざわざこんなブログにまでコメントをくれる人がいるなんて
なかなかの「母校ラブ」だと思います。
しかも2人も!
そんな人がいるとわかっただけでも、
学校生活が楽しかったというひとつの証拠になると思います。
結局は生徒次第
もちろん、卒業生の全員が母校ラブでは無いと思います。
東海中学でもあわなくて、辞めていってしまう人もいますし
卒業後も(じじいになっても)、学校と関わりを持ち続ける人もいます。
片山学園も東海中学と同じだと思います。
学校は充実した学校生活を送る場所を提供する事はできますが、
実際に充実した学校生活を送るかどうかは、生徒自身にかかっています。
公立小学校で充実した学校生活を送っていた子が
私立中学に行ったら充実した学校生活を送れなかった。
なんてパターンは稀だと思いますけどね。
厳しい言い方ですが・・・
今ある環境を楽しめない人は、どこへ行っても楽しめないよ。
ちがいますかね。
富山県民から見た片山学園中学高等学校
片山学園に通う生徒は、8割ぐらいは通学生です。
寮生は2割ぐらいとの事です。
(学年や男女によってもバラツキが大きい)
生徒の多数は、通学生(富山県民)です。
富山県民が、片山学園のことをどう思っているのか。
これが結構重要です。
寮生で片山学園に通うことになった場合は、その富山県民に囲まれて生活をすることになります。
富山県民のなかでも、どんな子が片山学園を選んで進学してきているのか。
学校生活を送る上で重要な事だと思います。
素晴らしいクラスメートとの切磋琢磨、それも私立中高一貫校の重要なファクターなのです。
何もしらない愛知県民から片山学園【日能研偏差値35】を見ると・・・
日能研偏差値で35か・・・
誰でも入れる学校なのね。
出来ない子があつまっているのかな?
そう思ってしまいます。
あえて言ってしまえば
第一志望の東海中学の偏差値59に全くのぞみが無く、
第二志望の名古屋中学の偏差値50にも落ちて
公立中学に行くよりは良いかと
第3志望の偏差値35ぐらいの学校へ進学する。
愛知県民が何もしらずに、片山学園中学高等学校を評価すると
そんな学校と同じになってしまいます。
でも、片山学園は愛知県の学校とは違います。
富山県で中学受験をしようと思ったら、片山学園しか無いのです。
富山県で東大や京大・医学部医学科に進学させたいと思ったら、この学校に入るしかありません。
中学2年生までに公立中学の内容を終わらせて
高校2年生で高校範囲を終わらせて
高校3年生は大学受験に特化した学習をする。
という、私立中高一貫校では一般的なカリキュラムを富山県でやろうと思ったら。
「片山学園中学高等学校以外無い」のです。
関東や関西や東海の中学受験が一般的な地域と一緒にして偏差値をだすと、
確かに偏差値35と言う数字になってしまいますが
中学受験が一般的では無い富山県で、片山学園の合格を取ろうと思ったらそれなりの能力が求められると思います。
少なくとも、出来ない子の集まりではありません。
灘や開成に受かるレベルの能力がある子も、
富山県に住んでいると言う理由で片山学園に進学します。
その理屈は東海中学と同じです。
他に選択肢が無いのです。
実際に、片山学園から東大理三、京大医に進学した生徒は、
全員 通学生(富山県民)とのことです。
この点は、寮生にとっては良い情報じゃないですが(笑
結局、東大理三や京大医に受かろうと思ったら、与えられた環境よりも生まれ持った能力の方が大事なのかもしれません。
読者様より
大学の進学実績で見れば寮生と通学生で一概に偏りがあると言えませんが、理Ⅲや京医に過去受かった先輩方は全員通学生でした。
しかし、寮生にも旧帝もしくは医学科に合格する生徒は必ずいます。
東海蹴って片山学園に来た生徒もいました。
寮生も通学生に負けず劣らずポテンシャルのある生徒であることは間違いないです。
が、やはり親元を離れたことで怠ける生徒は一定数います。
あの寮に入ったら・・・自由を満喫しそうだよね(笑
片山学園の【通学生】
片山学園の母体である、
育英センターという塾からそのまま続きのような感じで進学してくる子が多いです。
富山市街をグルグル見回りましたが・・・
ほとんど学習塾なんてありませんでした。
育英センターが1つだけ見つかりましたが、それ以外はみつけられませんでした。
富山市内で、子供の教育に力を入れている人は育英センターへ入れるしかありません。
その塾に通う上位陣が「片山学園」に入学してきます。
富山県民から見た片山学園はお金持ちの方が多く通うイメージがあるそうです。生徒さんの保護者が医療関係者、特にお医者様であるご家庭は多いです。
下手をすれば・・・
東海並みとは言いませんが、それなりの能力がある子がそろっていると思います。
じゃないと、卒業生の14.7%が東大・京大・医学部医学科に進学なんて出来ないよね。
西大和学園ほどガンジガラメな感じもしませんし。
片山学園を選ぶ生徒
読者様に教えていただきました。
片山学園を選ぶ生徒は医療関係の職に就きたい人が多いイメージです。
医学科に2桁近くの生徒が進学し薬学部や看護学部、その他医療系の学部にも進学しました。
そのため文理選択においても2/3は理系です。
明確な目的(医療関係)をもって進学してくる子が多いようです。
そして学園もそれに答えて実績も積みあがりはじめた。
と言ったところでしょうか。
今後の、片山学園がどうなっていくのか・・・
楽しみですね。